令和7年9月22日の給食
<大阪・関西万博給食~インドネシア>
ナシゴレン、牛乳、目玉焼き、ソトアヤム(鶏肉のスープ)
大阪・関西万博では世界のたくさんの国が出展しています。今日はインドネシアのメニューです。ナシゴレンのナシはご飯、ゴレンは炒めるという意味で、インドネシアのチャーハンです。普段のチャーハンと違うのは、ナンプラーやトウバンジャンを使うところです。別のお皿に目玉焼きがあるので、ナシゴレンの上にのせて食べてもよいです。ソトアヤムのソトは具だくさんスープ、アヤムは鶏肉という意味で、鶏肉の具だくさんスープです。インドネシアの定番料理で、家庭や地域によって色々なソトアヤムがあるそうです。
令和7年9月19日の給食
<みえ地物一番給食の日・松阪メニュー>
さぶらぎごはん、牛乳、鶏肉の抹茶ムニエル、松阪赤菜とツナのサラダ、めかぶのすまし汁
さぶらぎごはんの「さぶらぎ」とは、中勢地区で田植えを始める前に田んぼの神様に豊作を願う行事のことです。乾燥大豆をフライパンで香ばしく煎り、米と一緒に炊きます。大豆のように大粒の米がたくさんとれますようにと願います。三重県はお茶の産地ですが、松阪市飯南町でもお茶の栽培が盛んです。鶏肉の抹茶ムニエルはその抹茶を使ったメニューです。松阪赤菜は三重県の伝統野菜に登録されていて、見た目は鮮やかな紅色の大根のようですが、かぶの仲間です。今日は松阪赤菜の漬物をサラダにしています。
令和7年9月18日の給食
<大阪・関西万博給食~大阪②>
きつねうどん、牛乳、ちくわの磯辺揚げ、野菜のごまマヨネーズあえ
10月13日まで大阪・関西万博が開催されています。万博にちなんで、今日は大阪メニューパート2です。三重県の伊勢うどん、香川県の讃岐うどん、愛知県のきしめんなど、うどんが有名な県はたくさんあります。大阪もうどんの歴史は古く、豊臣秀吉が大阪城を建てる頃にうどん屋が始まったといわれています。だしのうま味をしっかりきかせ、薄揚げを甘辛く煮た「きつね」を具にしたきつねうどんは定番です。
令和7年9月17日の給食
ごはん、牛乳、揚げ鶏のネギしょうゆ、担々麺風スープ、黄桃パイン
揚げ鶏のネギしょうゆは、から揚げに白ネギの入った甘酢をかけています。いわゆる油淋鶏(ユーリンチー)です。担々麺とは中国四川省の麺料理の一つで、辛味をきかせたラーメンです。給食の担々麺風スープは、麺の代わりにしらたきを使い、中華だしに豆乳とねりごまを加えたスープにアレンジしています。辛味は入れていませんので辛くないスープです。
令和7年9月16日の給食
ごはん、牛乳、魚のしょうが焼き、ちゃつ(煮まなす)、豚汁
しょうが焼きの魚はシイラです。ちゃつとは北勢地域の朝日町の郷土料理で、もともとお寺や仏事の際に作られる精進料理でした。盛り付けに使う器がちゃつという名前で、それが料理名になったそうです。ちゃつは白く仕上げるために、醤油を使用しない点が特徴です。砂糖と酢で味付けするさっぱりとした味です。朝日町は海に面していないため、野菜を使ったちゃつが郷土の味になったといわれています。
令和7年9月12日の給食
ごはん、牛乳、鶏とうずらのさっぱり煮、美し豆腐のネギみそがけ、すまし汁
さっぱり煮は調味料に酢を使うことで、暑い季節でも食べやすい味になります。酢が夏バテによいとされるのは、主な成分である「酢酸」が消化の働きをよくしたり、疲労の回復を早めたりする効果があるためです。美し豆腐は容器のままトレーに置いています。容器のフタをはがし、ネギみそが入った小皿に移して一緒に食べてください。
令和7年9月11日の給食
<大阪・関西万博給食~カナダ>
サーモンクリームスパゲティー、牛乳、野菜サラダ、ぶどうゼリー
大阪・関西万博では世界のたくさんの国が出展しています。今日はカナダのメニューです。 サーモンはカナダが世界最大の生産国です。日本にもたくさん輸入されています。英語で鮭のことをサーモンと言いますが、実は日本では生で食べるものをサーモン、焼いて食べるのを鮭と呼んでいます。天然か養殖か育て方の違いで分かれています。今日のクリームスパゲティーに入っているのは加熱して食べる方の鮭を使っています。
令和7年9月10日の給食
三色丼、牛乳、そうめんぬた、豆腐ときのこのすまし汁
三色どんぶりは、鶏そぼろの茶色、炒り卵の黄色、ほうれん草の緑色で三色です。そうめんぬたは鈴鹿市の郷土料理で、100年以上前にそうめん工場があった地区で生まれたそうです。そうめんを伸ばして乾燥させるために竿にかける際、U字に曲がった「ふし」といわれる部分ができます。それを使った料理が「そうめんぬた」で、法事など大勢集まったときに食べられていました。給食ではそうめんではなく伸びにくいビーフンで作っています。
令和7年9月9日の給食
ごはん、牛乳、鮭のマリネ、納豆みそ、芋の子汁
鮭のマリネは油で揚げた鮭に、酢漬けにした千切りの野菜をかけています。納豆みそは、津市の給食で昔から出されているメニューです。豚ひき肉を炒め、赤みそ、砂糖、みりん、酒で味付けし、最後に納豆を加えてさっと混ぜます。納豆は加熱しすぎると、ナットウキナーゼという酵素が働かなくなるのであまり火を通しません。ナットウキナーゼは血液をサラサラにしたり、高血圧を予防したりする効果があります。
令和7年9月8日の給食
<大阪・関西万博給食~フランス>
米粉入りパン、フルーツ牛乳、ラタトゥイユ、ジュリエンヌスープ、オレンジ&マーガリン
大阪・関西万博では世界のたくさんの国が出展しています。今日はフランスのメニューです。ラタトゥイユはフランスの郷土料理で、夏野菜をオリーブオイルで炒め煮込んだ料理です。ラタは「ごった煮」、トゥイユは「かき混ぜる」という意味です。ジュリエンヌスープは具を千切りにしています。ジュリエンヌとはフランス語で「女性の髪のように細い千切り」という意味です。今日のジャムは半分に折ると下から出てくるディスペンパックです。ジャムが入った膨らんだ方を上に向けて谷折りにしてください。