見慣れぬ道具発見
9月30日のある教室の授業で、見慣れぬ道具を発見しました。 写真1 長さ10cm、黒くて三角柱のような形状、片方の先がとがっていて小さな白い三角錐状のものがくちばしのようについています。中央に、数字のようなものが見えるでしょうか。 これは、電気温灸器といって、理療科の授業で使っていました。 治療用の道具でもありますが、学生が、経穴を確認する実習にわかりやすいのだそうです。 中央に見える数字は、先端部分の温度を表しています。 お互いに交代で、経穴(ツボ)を探りあっていました。 また、体質によって温かさの感じ方が違うことも実感していました。
体育祭全体練習①
9月30日は体育祭の全体練習がありました。 写真1 本番がこんな日だったらと思うようなさわやかな晴天の中、まずは準備体操からです。今日は、小学部、中学部、高等部普通科の児童生徒が参加しています。 写真2 これは競技に使う道具です。25cmくらいの長さ、太さ(直径)約5~6cmくらい、約1/2くらいが赤色の羽のような形、残りはラグビーボールのような形をしています。
何に見えるでしょうか。どうやって使うのでしょうか。 写真3 これも同じ競技で使います。こちらはわかりやすいですね。黄色と青に塗り分けたバレーボールの中に鈴が入っています。
写真4 ころがしたり投げたりして、距離を競います。写真2のものは、勢い良く投げると「ヒューン」と音が鳴ります。
10月4日(土)が体育祭です。どうか、今日のようなお天気に恵まれますように。
ひよこ豆と大豆
9月25日(水)の給食で出た「ひよこ豆のサラダ」。ひよこ豆ってなんだ?ということで、食堂前に本物を用意してもらいました。 写真1 調理前の乾燥ひよこ豆と、比較できるよう大豆を並べて置いてあります。大豆はツルツルしているけど、ひよこ豆はちょっとごつごつしていて、出っ張っているところもあるそうです。 「ひよこ」の名前はどこからきたのか、触るとわかるかもしれませんね。
理科(塩による凝固点降下)
理科では、冷蔵庫に頼らずにアイスクリームをつくることができるか、にチャレンジしました。 写真1 ジップ袋に牛乳と砂糖を入れてしっかり閉めた後、大量の氷と塩を入れたジップ袋の中に袋ごと入れ、激しく振っています。大変なので、友達と交代で10分くらい振り続けました。中の牛乳が少しずつ固まってくるのがわかります。 写真2 牛乳がしっかり固まって、ふんわりとしたアイスクリームになりました。今にも溶け出しそうです。
しっかり振ることで、牛乳の中に空気が入りこみ、ふんわりとなるとのことです。 氷だけではできないのか、今度実験してみよう、と話していました。実際に確かめてみるといいですね。
図工では
畑のひまわりを、大きさも含めて表現しようとしています。 写真1 花の中心部分その1 段ボールに黄色や茶色、オレンジや薄い水色などの毛糸を巻き付けて表現してみました写真2 花の中心部分その2 ビニールのクッション材(5mmくらいの空気の入ったふくらみがたくさん並んだシート)に、オレンジや茶色、緑の絵具を塗って表現しました
写真3 手形?? 手の形に切り抜いた紙に、オレンジの手の形の色がついたものがたくさんあります。
これは、どうなっていくのでしょうか。 また、報告したいと思います。
算数の時間に
「大きなかず」の学習の一環として、畑でとれたひまわりの種を数えることに挑戦します。 写真1 まず、たくさんの種をひとつひとつ手で外してばらばらにします。たくさんあるので外すだけでも大変です。 また、数えている様子や、何個あったかも報告したいと思います。
2学期が始まりました!
44日間の夏休みがとうとう終わり、9月1日(月)は2学期の始業式を行いました。 9月とは思えぬ暑さのため、場所を体育館から会議室に変更して行いました。 オンライン参加も含めて23人の児童生徒全員がそろい、久しぶりの再会を喜び合いました。 始業式の後、全国盲学校フロアバレーボール大会の表彰も行いました。 全国3位の成績は、三重盲史上もまれにみる好成績です。 選手全員のがんばり、友達の応援、先生方の指導や協力、地域や本校に関わってわってくださっているたくさんの方々の応援が形となりました。 様々な形で応援、ご支援いただいた方々に心よりお礼申し上げます。 お祝いメッセージの校内1等賞はこちらです。ホワイトボードの真ん中に大きく「フロアバレー全国3位おめでとう 全国大会おつかれさま!」と書かれ、その左側にピンク、緑、青などのカラフルなくす玉と喜んでいるウサギのイラスト、右側には王冠マークや喜ぶネコのイラストがあしらわれています。ハートやキラキラマークもたくさんあって、すごくかわいい!!![]()
フロアバレー夏の練習①
7月23日午前中は、津市一身田にある、県身体障害者総合福祉センター内の体育館をお借りして、練習を行いました。 空調の効いた体育館で、集中して練習に取り組むことができました。 約1か月後に迫った全国大会に向けて、本番になるべく近い形で正式なルールにのっとった試合練習を行いました。 対戦役を買って出てくれた職員や卒業生、元職員の容赦ない攻撃にも負けず、必死でボールを追いかけ、前衛・後衛しっかり連携して守りから攻撃につなげていました。 この様子は、NHK「まるっとみえ」で放送される予定です。8月4日(月)予定とのこと、よかったらご覧になってください。
理科の学習(体の構造)
触って位置がわかるよう、「臓器エプロン」を使って学習しています。 写真1 自分の体と同じ向きで確認できるようエプロンを身に着けています。 エプロンには、正しい位置に実物とよく似た大きさや形の臓器の立体模型(布製)がついています。それぞれの模型は触って確認することができ、つけたり外したりすることもできます。 写真2 深呼吸をしたときに吸い込んだ空気がどこを通っていくかを模型で確認しています。 気管支(水色の模型)を通って、肺(薄紫の模型)まで届くことを確認しました。
気管支は「逆Yの字」、肺は気管支がわかれた両方にあるから「ふたつある」など、前に学習したことを思い出して話しながら、 エプロンにつけたり外したりして、正しい位置や向きなどを確認していました。
計算の学習の様子
算数の時間、ひっ算の計算をしていました。 写真1 点字のブロックを使ってひっ算を表し計算します。この点字のブロックは外国製です。 ひっ算の時は数譜は省略した点字で表しているのだそうです。 写真2 期末試験の直しで、視覚障がい者用そろばんを使って計算の確認をしています。
視覚障がい者用そろばんは下の面に滑り止めがついていて安定して使うことができます。 また、揺れたり服の袖が触ったりしても玉が動かない構造になっています。 写真3 文章題をもう一度読み直し、直した式や答えを点字タイプライターを使って書いて確認しています。