きりんその後
4月14日に初めて紹介し、5月10日に途中の様子を紹介していたきりんですが、 約1か月余りの間にこんなに成長(?)していました。 写真1 約1.7mのきりんの全身は濃い目の茶色で、うすい茶色の網目がしっかりついています。写真2 網目の部分をマスキングテープで覆ってからニスで全身に色を塗り、マスキングテープをはがすと 網目模様が現れます。
写真3 顔も目や耳、角がついて、生き物らしくなってきました。
写真4 目はサウンドテーブルテニスのいらなくなったボールを半分に切ってスプレーで色を塗り、目の場所にはめ込んでいます。
写真5 しっぽもニスで塗り、丁寧に模様をつけています。
写真6 これは何でしょう? 薄茶色の紙が折りたたまれています。
写真7 写真6の折りたたんだ紙をいくつか作っています。これが何なのかは、次の授業にわかるはずです。
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校内弁論の会
6月13日(金)に校内弁論の会がありました。 盲学校では大変歴史のある取り組みで、全国大会は今年第93回となります。 今回は13人の弁士が自分の思いを全校の聴衆の前で語りました。 多くは文章を暗記し、心を込めて語ります。中には抑揚や身振りをつけて語る人もいました。 本校で学習して漢字が読めるようになったことがきっかけで、読書が大好きになった、 コンクールを前に緊張と頑張る気持ちが交錯する様子、卒業に向けて自分の行動を変えようとしていること、 大好きな落語のこと、などなど、会の主旨である「自分の心を自分のことばで伝えていく」のとおり、一人一人が、自分のことばで今の自分の思いをしっかり話していて、聞き手の心に響くすばらしい弁論の会となりました。
蚕のその後
JAみえなか郷土資料館で蚕の幼虫をいただいてから、毎日新鮮な桑の葉を上げて大事に育てていました。 早い子は約5日で、桑の葉を食べなくなり顔を上げだしました。 さなぎになる前触れと聞いていたので、手作りの巣箱に順番に移していきました。 写真1 まゆを作り始めた子、糸を吐き始めた子です。写真2 まゆを作り始めました。糸の重なりの向こうに、中の幼虫が動いているのがわかります。
写真3 巣箱の中をさわって確かめました。
高茶屋小学校との交流
この日は、高茶屋小学校の1クラスが、盲学校まで来てくれました。 歩いても5分くらいの距離で、お互いにとても行き来がしやすいです。 小学校にお邪魔することが多いのですが、一度行ってみたい、というありがたい申し出があり 実現しました。 写真1 自己紹介は、鈴入りのバレーボールを転がして、受け取った順に行いました。 友達が大勢いるのがうれしくて、ボールを転がすのにも気合が入ります。写真2 新聞を楽器として、全員合奏をしました。丸めたり、ちぎったり、みんな夢中になりました。 そして、丸める音、ちぎる音がリズムよく響き、不思議な音楽となりました。
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重曹鉄砲
理科で、気体の発生やその性質を確かめるため、重曹鉄砲の実験をしました。 写真1、2 重曹(炭酸水素ナトリウム)とレモン汁、ティッシュをフィルムケース(懐かしい!)に入れて しっかりふたを閉めます。![]()
写真2 二酸化炭素が発生するのをじっと待ちます。手のひらには、中でぶくぶくしているのが感じられるそうです。 結構時間がかかるので、忍耐が必要です。
写真3 うまくいくと、ポンっと大きな音がして、ふたが3メートルくらい飛びます。
蚕が来ました!!
小学部3年生がJAみえなか郷土資料館に社会見学としてお邪魔し、蚕の飼育の仕方やえさの桑について 丁寧に教えていただきました。また、絹糸の生産について、当時の道具なども触らせていただきました。 理科と社会の学習が一度にできました。 写真1 三重盲にやってきた蚕7頭です。 私たちにとって大切な生き物である「蚕」は、「匹」ではなく「頭」と数える、と教わりました。 耳を澄ますと葉を食べる音が「しゃくしゃく」聞こえます。児童は、手の上にのせて動く様子や、頭とお尻の位置を触って確かめていました。 触った感じが青虫よりずいぶんわかりやすいそうです。 写真2 桑の葉もたくさんいただきました。 蚕は新鮮な葉しか食べないそうです。たくさん食べて元気に育ってほしいですね。
竪穴住居完成!
高等部の社会科で縄文時代の学習として制作していた竪穴住居が完成しました。 担当教員で仕上げを行った後、久しぶりに模型と対面します。 写真1 机に置かれると、一斉に手を伸ばし一人一人確認します。 「床の感じがすごくリアルですごい!」などの声が上がっていました。写真2 竪穴住居の入り口から中の様子を触って確かめます。
写真3 生徒のアイデアで、中には灯りが仕込まれています。
どうやって寝ていたのだろう、とか、お風呂には入っていたのだろうか、など たくさんの疑問がわき出ていました。これからの学習で探っていくといいですね。
液体の性質と色
今日は、理科でこんな実験をしていました。 写真1 試験管に入った色水と「感光器」 試験管が6本、それぞれに赤や紫、青や暗い色の液体が入っています。色水は、別の授業で違う生徒が作ったそう です。右手前の黒い箱状の「感光器」を使って、友達が作った色水の違いを音で確かめます。写真2 「感光器」の先を色水に近づけて音を確認します。 「ぴー」と高い音が出たり、「ブーン」と低い音が出たりします。音がするたび、生徒たちは「高いな」 「低いな」「ちょっと聞こえにくい」などと確認しあっていました。
この後、お酢やレモン汁を加えると音が変わる、つまり色が変わることを「感光器」を使って確かめていました。 とても耳を澄ませて、集中して音を聞き、確かめ合っていました。
ALTと外国語活動
週1回、本校にALTの先生が来てくださり、各学部の英語の授業などで ネイティブの「話す」「聞く」を体験しています。 写真は、英語の歌をたくさん歌った後の活動の様子です。 写真1 好きな食べものについて絵カードを使ってお話しています 絵カードには、点字でものの名前がかいてあります果物やクッキーはみんな先生たちにあげて、大好きなice creamと pokkyだけ集めていました。絵だけどおいしそうです。
ペットボトルキャップ回収キャンペーン
昨年度1学期末、たまたま本校にたくさんたまっていたペットボトルキャップを 寄贈したら、先にキャンペーンに取り組んでいた南郊中学校生徒会の皆さんに すごく喜んでいただき、感謝状をくださったことがきっかけで、 本校でも生徒会中心に取り組み始めました。 写真1 集まったペットボトルキャップ 今年度は、早くから積極的に呼びかけたおかげで、ずいぶんたまってきています。生徒会長は、今後寄宿舎で聾学校の生徒たちにも呼び掛けたい、と話していました。 たくさん集まるといいですね。