優勝!東海地区盲学校第26回フロアバレーボール大会
5月31日(土)、静岡県袋井市のエコパアリーナで東海地区盲学校第26回フロアバレーボール大会が開催され、 本校他東海地区の6校が熱戦を繰り広げました。 写真1 トーナメント表本校は、1回戦で対浜松視覚特別支援学校と対戦、セットカウントこそ2対0でしたが、 浜松勢のアタック力は鋭く、2セット目はジュースの応酬となりました。13対11で 何とか勝ち切りましたが、緊張感あふれる素晴らしい対戦でした。 2戦目の相手は岡崎盲学校、白熱したラリーが続く接戦で、2セット目終了時に セットカウント1対1で残り時間が3分を切っていたため、それぞれの合計得点の 18対16で、辛くも本校の勝利が決まりました。 そして決勝戦、対戦相手は岐阜盲学校でした。岐阜盲は、本来6名のところ5名で 勝ち上がってきた強さのあるチームです。 写真2 決勝戦前のプロトコール(公式練習)
決勝戦では、1セット目の途中、本校のエースアタッカーが体調を整えるため一時退場し、 はらはらする場面がありましたが、残りの5人で何とか踏ん張りました。2セット終了時に セットカウント1対1、しかも2セット目は本校が落とし、3セット目も先に相手に 4点先取されるというよくない流れがありましたが、そこから粘りを見せ、 6連続ポイントをとって、優勝を勝ち取りました。 本校の選手たちは、練習で積み上げてきた、確実なサーブを試合で発揮でき、 また、前衛と後衛の連携は練習以上の力を発揮していました。 東海地区全体のレベルもすごく上がってきていて、どの試合も見ごたえのある素晴らしい対戦でした。 写真3 MMFV(三重盲フロアバレー)コール もし勝ったら、円陣を組んで「MMFV」コールをしよう!と話していたのが実現しました!!
全国大会は、8月19日~21日、札幌で行われます。みなさま、引き続き応援をよろしくお願いいたします。
お話の会の練習
5月最後の金曜日の今日、運動場の水槽にこんな花を見つけました。 写真1 直径12cmほど、中央から花弁がたくさん広がる半球状の黄色い花が運動場の水槽に浮かんで咲いていました。花の近くに2匹ほど、頭から尾までが10cmほどの白に赤の模様が少し入った金魚が泳いでいました。 びっくりです。 そんな、少し夏の気配が近づいてきた今日は、来週の「お話の会」に向けて、小学部が体育館で練習をしていました。 「お話の会」とは年に1回、盲学校で開かれる、お話の発表会のことです。 自分のお話したい内容を4~5分にまとめて、中には暗記して表情豊かに語る人もいます。 写真2 よくとおるしっかりした声で、堂々と発表していました。
写真3 お話は先に録音しておき、伝えたい気持ちを指先に込めてスイッチを押します。
学校の楽しいことや勉強のこと、家族のことや友達のことを思い思いに語りました。 本番が楽しみです。
生徒総会と壮行会
中学部、高等部普通科、理療科の生徒が集まり、生徒総会が開かれました。 生徒会役員が自主的に計画し、当日の運営も自分たちですすめ、とても雰囲気のよい総会となりました。 写真1昨年度、本校にたまっていたペットボトルキャップを南郊中学校に寄付したことをきっかけに、 本校でも取り組み始めたペットボトルキャップ回収キャンペーン。 リサイクルの利益の一部が支援国へのワクチン提供につながることも簡単に紹介しながら、協力を呼び掛けていました。 写真2
来週のフロアバレーボール大会に向けて、壮行会も行いました。 選手一人一人が、北海道の全国大会に出場したい気持ちや、学生生活最後の 大会を楽しみたい気持ちなどを語りました。 みんなで応援旗を掲げてエールを送りました。
フロアバレーボール部の練習
中間テストも終わった今日は2週間ぶりの練習日でした。 いつもは1時間足らずの練習時間ですが、テスト明けの今日は短縮日課で特別に、1時間半たっぷり練習できました。 写真1ルールは6人制のバレーボールと似ていますが、床を転がすため、ネット際は下をくぐらなければなりません。 写真のようにボールがネットにかかると、スパイクミスとなります。 写真2
前衛のフォーメーションの確認をしています。お互いの手をクロスさせることで、位置を確認しながら 守りを固めています。 写真③
東海地区の大会が、5月31日(土)静岡で開催されます。新しいピンクのユニフォームで 新しい気持ちで、全国大会の北海道を目指します。応援よろしくお願いします。
モンシロチョウでした
5月16日(金)投稿のさなぎは、5月21日にチョウになったようです。 やはりモンシロチョウだったと、飼育していた児童が教えてくれました。 もう一匹、お友だちをつかまえてあげよう、と虫取り網をもって、運動場に出かけていきました。
モンシロチョウ?
小学部の理科では、キャベツの葉についていたあおむしを育てています。 何日か前からこのような形になって、動かなくなりました。 さて、この後どうなるでしょうか。楽しみです。 写真1 1匹め、少し黄色味を帯びています。大きさは3センチメートルほどです。写真2 2匹目、こちらはとてもきれいな黄緑色です。
試作
中学部の技術科の授業をのぞいてみたらこんな学習をしていました。 写真1 5~10cm程度のウレタン板を組み合わせて何かを作っています。手で、ずれないようしっかり確かめながら、要所をピンでとめていきます。 手のひらサイズなので、触りながら作っているもののイメージがしやすいそうです。 写真2 完成しました!
「椅子」だそうです。 写真3 20本ほどのストローの束2つと、10cmほどの厚みの木を輪切りにしたもの 触って確かめていきます。
写真4 ストローの断面のm拡大 同じ太さのストローが束ねられたものと 数本太い(黒)ストローが混じっているものの2種類の束です。
針葉樹と広葉樹の断面を表しているそうです。どちらがどちらかわかりますか。 (答えは次の記事で紹介します)
SB避難訓練
SBとは、「スクールバス」のことです。 バスに乗っているときの非常事態に備え、毎年バスから脱出する練習をしています。 今日は小学部、中学部、理療科の児童生徒が行いました。毎年のことなのでみんな慣れたものです。 写真1 非常時は運転席から脱出します。写真2 バスは高さがあるので、降りるときは後ろ向きです。
写真3 脚立のステップを一段ずつおります。
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点字の学習
小学部の廊下でこのようなものを見つけました。 本日の写真1 何と書いてあるかわかりますか。本日の写真2 答えはこちらでした。
点字で学習する子どもたちは、ひらがななどを学習するように点字を覚え、すらすら使えるよう練習しています。 これは、早打ちの練習で、かな50音の点字を、2分間でどれだけたくさん打てるかに挑戦しました。 写真1では「い」からの点字列が映っています。 写真3のような、点字板を使ってボチボチと打っていきます。これで文章を書いたり、授業のメモを取ったりします。 写真3 点字板
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これは何でしょう?続編①
4月23日の写真3,写真4の教室に行ってみたところ、こんな風になっていました。 本日の写真1 四本の垂直の柱の上部に、間をつなぐように地面と平行に四本の竹が結び付けられ、四角形ができています。本日の写真2 写真1の状態から、1か所、垂直の柱の上部に斜めに竹を立てかけ、土台にぐいっと差し込んでいました。
「縄文時代の家」とか、「完成にはまだまだ遠い」とか、「竹の香りが本当にすごい!」などのことばが聞かれました。 なんの勉強をしているのでしょうか。これからどうなっていくのでしょうか。