写真生活に関わりを持つ物質の組成・構造・変化等の知識を習得すること、関連する実習を通じて技術を習得することで、製造業の基幹である化学産業・セラミック産業に従事する有能な人材と陶芸に携わることのできる技能を持つ人材の育成を目標とする。2・3年生では、「科学技術」、「セラミック」コースに分かれ、より明確な目的意識を持つ人材を育成する。「科学技術コース」:新素材、新技術などを題材にして物質の成り立ちや構造の知識を養い、化学分析やプラント(機器設備)などの操作を通じ生産現場での基本的な技術を学習し、地域産業に貢献できる中堅技術者を養成する。「セラミックコース」:四日市の伝統工芸の継承と陶磁器技術、陶磁器デザインの学習、また芸術系大学の進学を目標とする。平成17年設置。

学科の特色・目標特色:工業化学、化学工学を学び、化学技術についての知識を深め、又、四日市の伝統産業である万古焼などの窯業の技術も身につけ「ものづくり」を通して、セラミック技術についても学ぶことができます。
目標:工業化学、化学工学の業界で必要な技術を習得し、社会に貢献できる人間としての資質を培います。
主な授業・実習【座学】:化学全般を学ぶ工業化学、石油化学コンビナートなどの仕組み、理論を学ぶ化学工学、セラミック技術、環境問題について学ぶ地球環境化学、機械や電気など工業全体を学ぶ生産システム技術を学びます。
【実習】:座学に伴う機器分析、プラント制御、定量定性、製造、コンピュータ、ろくろ、釉薬実習を行います。
学科のストロングポイント全国有数の四日市石油化学コンビナートなど大手化学系会社への就職が有利

 

専門の先生方のご指導のもと、他校では使用していない薬品であったり、器具が数多く並び、新しい化学の体験をすることが出来ます。挨拶や団体行動に力を入れていて初めはすごく戸惑いました。入学して間もない自分に とっていろんなことが軍隊のように感じました。それが学年を重ねる度に自然と出来るようになり、今では習慣となりました。インターシップなどを通じてこのような学校方針は企業に対応できるためであり、絶対に必要なことと感じました。これから起業で働く自分にとってたくさんの意味で、このようなことを学べてよかったと思います。

物質工学科では中学校の理科をもっと深く学ぶことが出来ます。また化学のことの他にもろくろを体験することができ物づくりの楽しさを学べます。化学の実習では、ほとんど一人で行うので自分で考えて行動するという力が身に付きさらに人によって結果がばらつき、実験の楽しさも学べます。セラミックの実習は今まで体験したことのないことばかりなので、新鮮な気持ちで取り組むことが出来るという楽しさがあります。

まず、一番は部活動です。四工では一つ一つの部活が非常に盛んで、初心者から経験者の誰もが顧問の先生に丁寧な指導を受け、実力が付くことを実感できます。他には、社会人になるための力を得ることが出来たことです。あいさつ指導や集団行動、頭髪検査や朝会などで社会人になるのに必要な力を得ることが出来たことがよかったです。

資格取得に力を入れて取り組んでいて、コンビナートで行っている事なども学べるので、就職を考えているなら、とても良い科。 入学してよかったのは地元企業からたくさんの求人が来ていて、自分の思うような所に就職できたこと、資格が取れるところ。体育祭が盛り上がる!!

カリキュラム

学科名 物資工学科学年
教科科目標準単位数1年2年3年
国語国語総合 ※4 3 2  
現代文A 2     2
地理歴史 世界史A ※2   2  
地理A ※2 2    
公民 現代社会 ※2     2
数学 数学Ⅰ ※3 3    
数学Ⅱ 4   2 2
数学A 2   2*2a
数学B 2  2*1a
理科 科学と人間生活 ※2   2  
物理基礎 ※2 3    
保健体育 体育 ※7~8 2 2 3
保健 ※2 1 1  
芸術 美術Ⅰ ※2 2    
外国語 コミュニケーション英語Ⅰ ※3 3    
コミュニケーション英語Ⅱ 4   2 2
英語表現Ⅰ 2     2*2a
英語会話 2   2*1a  
家庭 家庭総合 ※4   3  
各学科に共通する科目の単位数の計 19 16~20 11~15
工業 工業技術基礎 2~4 3   
課題研究 2~6   3
実習 4~14  6 6
情報技術基礎 2~6 2    
生産システム技術 2~6   2*2b
工業化学 4~12 3  3
化学工学 2~6 2*1b   
地球環境化学 2~6
セラミック技術 2~6  2*2b
セラミック工業 2~6 2 2*1b
 
 
 
 
 
 
 
専門科目の単位数の計 10 9~13 14~18
「特別活動|ホームルーム活動」 35 35 35
週当たりの授業時間数 30 30 30
備考 ・※印 必須科目
・「情報の科学」は「情報技術基礎」で代替
・「総合的な学習の時間」は「課題研究」で代替
・*1 *2 選択科目でa又はbの選択が可能