産業界の自動化、システム化及びメカトロニクス化などに対応できる人材の育成を教育目標とする。電気・電子・機械工学に関する基礎的、基本的な知識や技術の習得とそれを活用する能力、さらに、制御技術及び情報技術を身につけさせ、機械の制御や生産設備の省力化、無人化、およびそれらの設置を計画、製作、操作管理することができる能力を養う。そして、電子工業、機械工業及び制御技術、情報技術の関連する諸分野において、企画・設計・製造・管理・サービスなどの業務に従事する技術者を養成する。平成2年設置。
学科の特色・目標 | 特色:様々なものづくりと電気・電子・コンピュータそして機械技術を合わせたメカトロニクスを勉強して自動制御技術を学びます。 目標:工場などの生産現場において設計・保全・管理の第一線で活躍する技術者としての資質を培う。 |
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主な授業・実習 | 【座学】:電子機械・電子機械応用をはじめ機械系(設計・工作・製図)、電気系(電気基礎・情報技術基礎) 【実習】:シーケンス制御・NC(数値制御)・CAD/CAMをはじめ機械系(溶接・旋盤など)・電気系(電子回路など) |
学科のストロングポイント | 自動化された工場で導入している生産設備(産業用ロボット・NC工作機械・ベルトコンベアーなど)を操作・制御できるように各種センサ・電子回路や機械加工なども併せて学習していきます。そのため、様々な資格に先輩もチャレンジしており、そのサポートも充実しています。 |
電子機械科の魅力は、旋盤など機械関係だけでなく、電気工事士などの電気関係まで幅広く学ぶことができるところです。そのおかげで、様々な資格を取得することができ就職にも有利な状態で臨めます。 四日市工業は、専門教科の内容以外にも挨拶などの礼儀についても厳しく指導していただける学校なので、人としてのマナーが当たり前のように身につけることができます。
電子機械科では、旋盤やフライス盤など機械科の実習で学ぶだけでなく、電気関係のことも学ぶことができます。また、科の先生方は就職などのときに、とても親身になって考えてくれるとても良い科です。 四工は工業らしい専門教科がたくさん学べるだけでなく、社会に出てからのマナーや挨拶なども学べます。運動部と文化部の両方が盛んに活動していて、とても楽しい学校です。もし、四工に入ったらどんなことでも積極的にチャレンジしてほしいです!
学科名 | 電子機械科 | 学年 | |||
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教科 | 科目 | 標準単位数 | 1年 | 2年 | 3年 |
国語 | 国語総合 | ※4 | 3 | 2 | |
現代文A | 2 | 2 | |||
地理歴史 | 世界史A | ※2 | 2 | ||
地理A | ※2 | 2 | |||
公民 | 現代社会 | ※2 | 2 | ||
数学 | 数学Ⅰ | ※3 | 3 | ||
数学Ⅱ | 4 | 2 | 2 | ||
数学A | 2 | 2*2a | |||
理科 | 科学と人間生活 | ※2 | 2 | ||
物理基礎 | ※2 | 3 | |||
保健体育 | 体育 | ※7~8 | 2 | 2 | 3 |
保健 | ※2 | 1 | 1 | ||
芸術 | 美術Ⅰ | ※2 | 2 | ||
外国語 | コミュニケーション英語Ⅰ | ※3 | 3 | ||
コミュニケーション英語Ⅱ | 4 | 2 | 2 | ||
英語表現Ⅰ | 2 | 2*2a | |||
家庭 | 家庭総合 | ※4 | 3 | ||
各学科に共通する科目の単位数の計 | 19 | 16 | 11~15 | ||
工業 | 工業技術基礎 | 2~4 | 3 | ||
課題研究 | 2~6 | 3 | |||
実習 | 4~14 | 3 | 4 | 4 | |
製図 | 2~12 | 3 | 3 | ||
情報技術基礎 | 2~6 | 2 | |||
機械工作 | 2~8 | 2 | 2 | ||
機械設計 | 2~8 | 2 | 2 | ||
電子機械 | 2~6 | 2 | |||
電子機械応用 | 2~4 | 2*2b | |||
電気基礎 | 2~8 | 2 | 2*2b | ||
専門科目の単位数の計 | 10 | 13 | 14~18 | ||
「特別活動|ホームルーム活動」 | 35 | 35 | 35 | ||
週当たりの授業時間数 | 30 | 30 | 30 | ||
備考 | ・※印 必須科目 ・「情報の科学」は「情報技術基礎」で代替 ・「総合的な学習の時間」は「課題研究」で代替 ・*2 選択科目でa又はbの選択が可能 |