国際科学オリンピック強化講座(生物)を開催しました

 1月27日(土)、昨年度まで本校生物担当としてご活躍されていた、県立志摩高等学校 藤原良幸教頭を講師としてお招きし、国際科学オリンピック強化講座(生物)を開催しました。テーマは「分光光度計を用いたタンパク質分解酵素の測定」で、「生のマイタケで茶碗蒸しは作れない」という身近な現象を題材に、科学的に精度の高い定量データを取る方法について学ぶことを目的として開催されました。
 内容は、分光光度計を用いて溶液中のタンパク質濃度を調べ、検量線を引く手法を学び、マイタケから抽出したタンパク質分解酵素液が分解したタンパク質量を測定するというものです。参加生徒たちはChromebookを用いて実験結果を共有しグラフ、検量線を協力して作成するなどの実習を通して、生化学分野で行われている実験手法を身に着けることができました。
 今年度は本校のほかに四日市南高校、上野高校、桜丘高校と合同で実施し、生徒どうしの交流もはかることができました。