冬休み親子科学教室

 12月25日(月)、伊勢市内の小学校5年生から6年生とその保護者39組を対象に、冬休み親子科学教室を開催しました。今年度の各部門のテーマは、物理が「無限の進化!紙トンボ」、化学が「電池の実験~消毒薬とお酢と塩水で電池ができる!?~」、生物が「水性ペンの色を分けてみよう~ペーパークロマトグラフィーの実験~」でした。
 SSC(スーパーサイエンスクラブ)の物理、化学、生物部門では、2学期の初め頃からテーマの決定などの準備を行い、今年も各部門ともに個性あふれる講座を行いました。参加者のみなさんの反応は良好で、小学生のアンケートからは、「よい経験になった」、「どうしてそうなるのかの説明もわかりやすく、ユーモアあって楽しかったです」などの感想が寄せられ、このイベントを通じて科学を楽しんでもらえたのではないかと思います。企画から当日の講師まですべて行ってくれたSSC部員も、本日の講座を通じて、子どもたちに教えることの難しさを知るとともに、自分たちにも実験の指導ができるという自信をもつことができたようでした。

   

SSH台湾海外研修

 令和4年度からSSH第3期指定期間に入り、第2期に続いて、「国際舞台で活躍できる科学技術系人材育成プログラム」、伊勢高校版「課題探究能力育成プログラム」の2つのプログラムの研究・開発を進めています。その中で、海外研修を「国際舞台で活躍できる科学技術系人材育成プログラム」の大きな柱として位置づけています。
 『SSH台湾 海外研修』は、英語による表現力の育成、研究の成果を国内外へ発信する力の養成、国際性の涵養等を通して、科学技術の分野で国境を越えて協働し、課題解決に取り組める人材の育成を目的に実施しました。具体的には、台湾の高雄市にある文山高級中學を訪問し、課題研究発表会や訪問先の自然環境等を活用したフィールドワーク等を行いました。また、グローバル社会で求められている多種多様な価値観等への理解が進み、両国の掲げる持続的な開発目標に関する課題解決に向けた実践を探究していくことで、将来国際社会で協働できる人材の育成にもつなげていきたいと考えています。

 詳細については以下のリンク先をご覧ください。
 https://sites.google.com/mie-c.ed.jp/isessh/活動報告2023

    

2学期終業式

 12月22日(金)、2学期終業式等を行いました。
 まず始めに、表彰伝達式で、10の部活動等の表彰、続いて、将棋と囲碁の個人戦で全国大会に出場する生徒の壮行会を行いました。部活動も盛んな伊勢高校、2学期も大いに活躍してくれました。
 次に、終業式。校長の式辞では、SSHの海外研修のことに触れ、また2学期に行われた卒業生による講演会を題材にしながら、命の尊さ、周囲の人や環境をいたわり、平和を願う気持ちの大切などを説きました。
 校長式辞のあと、人権教育係から、人権学習に取り組む姿勢を高めてほしいという内容の講話、生徒指導部からは、性暴力等の防止に係る文科省の動画視聴により、意識の啓発を行いました。
 始業式は1月9日(火)です。体調に気を付けて充実した冬休みを過ごしてください。