「みえ探究フォーラム2023」に参加しました

 2月10日(土)に、三重県教育委員会が主催する「みえ探究フォーラム2023」(三重県文化会館、三重県立博物館)に参加しました。「みえ探究フォーラム」は三重県内の中学生、高校生が参加する研究発表会で、参加生徒は口頭発表部門、ポスター発表部門に分かれ、それぞれの学校が日頃の研究の成果を工夫を凝らしながらプレゼン発表を行いました。
 本校からは口頭発表部門に2組、ポスター発表部門に3組、また昨年度同様、三重県教育委員会が主催する「Mie Lab 2023」に本校から参加する1組、合計6組が参加し、最優秀賞2本(口頭発表1、ポスター発表1)、優秀賞4本(口頭発表1、ポスター発表3)という成績となりました。このうち、口頭発表部門生物分野で発表をした「民間薬「へいさく」真の効果」がこの日最も優秀だった班に送られる「教育長賞」を受賞しました。参加作品は以下の通りです。
<口頭発表部門>
・民間薬「へいさく」真の効果 (生物分野)部門代表、全体会出場 最優秀賞、教育長賞
・君は知ってる?新世代のプラスチック(化学分野)優秀賞
<ポスター発表部門>
・ウラムの螺旋(数学分野)最優秀賞
・カイコの育成方法とシルクの強度の関係(生物分野)優秀賞
・そんな装備で大丈夫か?〜一番良い装備を頼む〜(物理分野)優秀賞
・(Mie labより参加)お風呂が冷めないうちに(化学分野)優秀賞
 また、口頭発表部門において内容の深化が図られるような質問や意見を積極的に述べた生徒に対し授与される「Good Performance 賞」を本校の生徒1名が受賞しました。
 どの班も、限られた時間、発表材料の中で、自分たちの研究内容・成果を正確に伝えられるよう創意工夫を凝らしており、聴衆の注意を引き付けるためのプレゼン技術は目を見張るものがありました。また、来場いただいた先生方、中高生の皆さんと質疑応答を通して積極的に意見交換をし、それぞれの研究を更に深めるためのヒントを得たようです。
 さて、研究に決して終わりはありません。参加生徒たちはこの日に新たに得た知見をもとに研究内容を改善し、3月19日(火)午前中に本校で行われる「課題研究成果発表会」に向けて準備していきます。今後も頑張りましょう!

 また、同日に三重県総合博物館で開催された「小学生向け科学体験講座」に本校SSCも出展しました。今年度は物理部員5名が小学生に紙トンボ作りを紹介。会場で作成した2種類の紙トンボを飛ばし比べてもらいました。参加した小学生たちは、「幅をたった1cm変えるだけでこんなに飛び方が変わる。色々な形の紙トンボを作ってみてほしい」という高校生のお兄さんお姉さんの言葉で科学への探究心を動かされたのではないでしょうか。SSC物理の皆さんも、貴重な経験ができたようですね。お疲れさまでした!