SSH東海フェスタ2025 2025年7月19日

東海地区を中心としたSSH指定校が集い、課題研究の成果を発表し合う「SSH東海フェスタ2025」が、名城大学附属高等学校の主催で開催されました。本校からは3年生が参加し、口頭発表1件、ポスター発表1件を出展しました。

そのうち、口頭発表が見事「優秀賞」を受賞しました。この賞は参加24校中5校のみに贈られる栄誉ある賞です。また、発表後、質疑応答を通して多くの助言をいただいたり、他校の発表に刺激を受けたりと、大変有意義な1日となりました。

 

SSアドバンス探究A実験講座 2025年7月15・16日

本校では、毎年1学期の終わりに、1年生のSSアドバンス探究A選択者を対象として、ガイダンスと実験講座(物理、化学、生物)を実施しています。この講座を通じて、生徒はこれからの課題研究につながる探究の手法を自然科学の分野で体験します。今年度は、7月15日(火)と16日(水)の2日間にかけて実施しました。

また、2日間とも本校の卒業生にアシスタントとして参加していただき、課題解決のアドバイスや的確な講評をいただくなど、充実した講座になりました。

参加した1年生は、実験の楽しさに触れ、初めて話す仲間とも協働して課題に取り組んでいました。今後は自分の興味をさらに深め、課題研究等に思う存分に取り組んでほしいと思います。

 

「大学での学び×みえの企業」を行いました。〔7月9日(水) 6・7限〕

対象:1 年生

目的:三重の企業で活躍する方々の話を聞くことにより、三重の企業の魅力を発見するとともに、大学での学び・研究がどのようにキャリアに生かされているのかを知ることで、自らの進路を主体的に考えるきっかけとする。

来校した企業

・株式会社 百五銀行

・太陽化学株式会社

・井村屋グループ株式会社

・株式会社 赤福

・三重交通株式会社

・日本トランスシティ株式会社

・株式会社 三十三銀行

・住友電装株式会社

1学期終業式、表彰式、防災訓練(地震)

1学期終業式、表彰式、防災訓練(地震)が行われました。

Ⅰ.表彰式及び壮行会

1.陸上競技部

・令和7年度 全国高等学校総合体育大会(7/25-29)出場

男子 200m 泉 裕人

・令和7年度 全国高等学校総合体育大会 東海地区予選会(6/20-22)

男子 200m 第1位 泉 裕人

・令和7年度 三重県高等学校総合体育大会(5/30-6/1)

男子 200m           優勝     泉 裕人

男子 400mH        3位        山下 昊一朗

男子 4×100mR   3位        草尾 漣孜・岩本 憲伸・泉 裕人・濱口 恭大朗

男子やり投           3位        奥野 聡太

三段跳                  4位        辻 秀太

男子 110mH        5位        山下 昊一朗

4×400mR          6位        上田 朝陽・早川 琉聖・山下 昊一朗・泉 裕人

男子三段跳           8位        北村 燿大

女子 400m           2位        山本 真央

女子走高跳           2位        森 陽茉里

4×400mR    6位        竹内 小絢・山口 杏璃・荒木 花梨・山本 真央

(以上、東海大会出場)

女子棒高跳           6位        田中 芙佳

女子200m           7位        山本 真央

女子800m           7位        荒木 花梨

女子棒高跳           8位        檮原 麻奈

2.弓道部

・令和7年度 東海高等学校総合体育大会(6/21-22)

・女子団体 優勝

・男子団体 第3位

3.バドミントン部

・令和7年度 三重県高等学校総合体育大会(5/30-6/1)

・男子団体の部    第2位(東海大会出場)

・女子団体の部    第5位

・男子1部複の部 第3位 小山 旭陽・木下 響介

・男子1部単の部 第3位 小山 旭陽

4.ソフトテニス部

・令和7年度 三重県高等学校総合体育大会(5/30-6/1) 男子団体の部 第5位

・令和7年度 三重県高等学校総合体育大会(5/30-6/1) 女子団体の部 第5位

5.囲碁部

・第49回全国高校囲碁選手権大会三重県大会(5/3-4)

・団体戦:優勝 清水 徳修、佐々木 渉、沓掛 暖叶

・個人戦:優勝 佐々木 渉

・個人線(ハンディ戦)優勝:清水徳修、準優勝:沓掛 暖叶

・第49回全国高等学校総合文化祭・香川大会(7/26-27)出場

・個人戦:佐々木 渉       都道府県代表団体戦(男女混成):沓掛 暖叶

・第49回文部科学大臣杯 全国高等学校囲碁選手権大会全国大会(8/4-5)出場

・個人戦:佐々木 渉

・団体戦:佐々木 渉、沓掛 暖叶、藤井 善仁

Ⅱ.避難訓練(地震・火災)、表彰伝達式、壮行会、1学期終業式が行われました。

Ⅲ.終業式

1学期終業式を行いました。森校長の訓話では、「防災の意識を高めることや健康や事故等、安全に十分注意し、有意義な夏休みを送ってほしい」と話がありました。また、生徒指導主事からは、具体的な安全面やマナー等の諸注意がありました。

みなさん、健康・安全第一に勉強や部活動等をがんばってほしいと思います。

 

第2回三重大医学部講座

伊勢高校のスーパーサイエンスハイスクール(SSH)事業の一環として、三重大学の医学部を訪問し、大学の先生による講義と実習を受けさせていただく「医学部講座」を実施しています。例年2回の講座を実施しており、今年度は7月12日(土)に第2回を行いました。
まず、動物の解剖から組織染色までの流れについて講義を受けました。麻酔から還流固定までの流れや縫合についての説明やHE染色の方法とその映像など実習の流れについて詳しく説明していただきました。次に発達障害についての講義も受け、発達障害について学ぶとともに、それらの研究のために解剖実験をしているというお話も聞くことができました。また、5人のグループに分かれて、ラットの解剖の実習、HE染色の講義と実習、染色した切片の観察と講義、骨模型などを用いた実習も指導していただきました。生徒たちも緊張した様子で実習に取り組んでいました。
また、医学科の学生5名にも入っていただいて、医学部の学生生活や受験勉強のことなどについて、大学生とたくさん話すことができ、将来のことを考える上でも、大変勉強になったことと思います。

 

 

SS探究Ⅱ、SSアドバンス探究B 課題研究第1回中間発表会

SS探究のメインプログラムである課題研究は、1年生の3学期にグループ分けとテーマ設定をすることから始め、2年生のほぼ1年をかけて研究と成果のとりまとめを行います。2年生の1学期は、グループごとに研究計画を立てることが主な活動になります。7月10日(木)に第1回中間発表会を実施し、各班は研究計画とこれまでの進み具合を発表しました。

発表会には、昨年度課題研究に取り組んだ3年生も参加し、経験者の視点から2年生の発表内容に対して質問やアドバイスを行ってもらいました。

また、SSアドバンス探究B選択生徒は、本校を卒業生とオンラインで接続し、大学生や大学院生の視点からの意見をもらい、意見交流をすることができました。

今後、2年生は計画にもとづいていよいよ本格的に研究に取り組みます。2学期末には第2回中間発表会を行う予定です。充実した課題研究になるよう頑張ってください。

1学年 学年レクリエーション(令和7年4月28日(月))

1年生(70期生)は、4月28日(月)に本校体育館にて学年レクリエーションを行いました。クラスメイトとの親睦を深めること、学年全体の交流を深めることを目的に、校歌斉唱コンクール・大縄跳び・ソフトバレーボールにクラス対抗で取り組みました。4月から新しい環境になり、クラスの雰囲気もお互いに気を遣いながらという様子でしたが、校歌斉唱ではクラス独自のパフォーマンスが見られたり、大縄跳びやソフトバレーボールではお互いに応援し合ったりして、各クラスともクラスメイトどうし距離がグッと縮まったように思います。笑顔あふれるいい時間を過ごすことができました。

3学年 春の遠足(令和7年4月28日)

4月28日(月)、鈴鹿グランドボウルとイオンモール鈴鹿に遠足で出かけました。個人戦1ゲームとクラス対抗団体戦2ゲームを行いました。ボウリングは初めてという生徒たちもいましたが、フロアいっぱいに元気な歓声が響いていました。その後、イオンモール鈴鹿に移動し、昼食をとりました。新しいクラスの友達や先生方と一緒に、楽しい時間を過ごしました。

 

2学年 春の遠足(令和7年4月28日)

4月28日に春の遠足が行われ、2学年は志摩スペイン村へ行きました。少し雨に降られてしまいましたが、生徒たちは乗り物に乗ったり、買い物をしたりして楽しそうに過ごしていました。往復のバスの中でも会話が弾んでおり、新しいクラスでの仲間の輪も広がっているようでした。

  

第67回卒業証書授与式

 卒業生、保護者の皆様、ご卒業おめでとうございます。
 今年度の卒業証書授与式は、気候も良く午後開催ということもあり、暖かな日差しの中で執り行うことができました。また、ご来賓の方々にもたくさん参列いただき、誠にありがとうございました。
 校長式辞では、心理学者である河合隼雄さんの講演で聴いた内容にふれ、勉学とともに教養を身に着けることの大切さを説き、卒業生にエールを送りました。
 教職員一同、みなさんの前途を祝しています。卒業おめでとう。
    

「小学生向け科学体験講座」に出展しました

 2月15日(土)三重県総合博物館で開催された「小学生向け科学体験講座」に、本校SSC(スーパーサイエンスクラブ)が出展しました。今年度は化学部員7名が、小学生に重曹とクエン酸を用いて作る発泡入浴剤作りを紹介しました。参加した小学生たちからは、「お家でも作ってみたい」「シュワシュワして楽しい」という声を聞くことができました。SSC化学の皆さんも、貴重な経験ができましたね。お疲れさまでした!
  

国際科学オリンピック強化講座(物理)に参加しました

 2月1日(土)、東京大学理学部教授を講師にお迎えして桑名高校で行われた、国際科学オリンピック強化講座(物理)に1年生6名が参加しました。内容は「物理オリンピックの紹介」、「理論問題の演習と実験課題レポートの書き方」、「実験演習」についての講義でした。本校では物理を2年生から履修するのですが、意欲的な1年生が6名参加し、他校の生徒と同様に熱心に取り組んでいました。他校の生徒や講義の内容からも刺激を受け、来年度の物理チャレンジに参加しようという生徒もいました。今後の活躍が楽しみです。
  

国際科学オリンピック強化講座(生物)を開催しました

 1月25日(土)、一昨年度まで本校生物担当としてご活躍されていた先生を講師としてお招きし、国際科学オリンピック強化講座(生物)を開催しました。テーマは「分光光度計を用いたタンパク質分解酵素の測定」で、「生のマイタケで茶碗蒸しは作れない」という身近な現象を題材に、科学的に精度の高い定量データを取る方法について学ぶことを目的として開催されました。
 内容は、分光光度計を用いて溶液中のタンパク質濃度を調べ、検量線を引く手法を学び、マイタケから抽出したタンパク質分解酵素液が分解したタンパク質量を測定するというものです。生徒たちはChromebookを用いて実験結果を共有しグラフ、検量線を協力して作成するなどの実習を通して、生化学分野で行われている実験手法を身に着けることができました。
 今年度は本校のほかに上野高校の生徒も参加し、生徒どうしの交流もはかることができました。
  

地域のPBL最終発表会

 1年生のSS探究Ⅰの時間に行っている「地域のPBL」は、11月の中間発表会以後、学年全体での発表会に向けて、各グループがポスターや発表内容の改善を行ってきました。また、SSアドバンス探究Aでも、2学期後半から「地域のPBL」の学習を進めてきました。これらの成果をまとめた学年発表会を1月23日に行いました。1年生全員が、それぞれの班ごとに個性的なポスターを作成し、これまでの成果を発表しました。今年度は2年生も発表会に参加し、1年生発表者とともに相互評価を行いました。また、SSH運営指導委員など外部の方にもお越しいただき、様々な観点から評価をいただきました。
 次回からは、いよいよSS探究のメインプログラムである課題研究に向けた準備に入ります。課題研究でも、「地域のPBL」の活動を通じて学んだ探究活動の方法を生かして、より高度な探究活動を行っていけることと思います。1年生のみなさん、今後も頑張ってください。

   

1学年 百人一首かるた大会

 1月16日(木)8限目の時間に1学年では学年レクとして百人一首かるた大会を行いました。詠み手は担任団の先生が行い、生徒は出席番号が同じ7人が1グループになってかるたを取り合いました。違うクラスの同じ番号の人と行うことで、これまで話をしたことがなかった人とも交流が深められたことと思います。自分が覚えている札が詠まれると上の句を詠んでいるときから「はいっ!」という元気に取る声が聞こえてきたり、自分が狙っていた札を誰かに取られると、残念がる声が聞こえてきたりして大いに盛り上がりました。クラス対抗戦では優勝クラスに、個人対抗戦では優勝から3位の生徒に表彰状と粗品が送られました。獲得枚数に関わらず学年全体が楽しそうに取り組んでいて、とてもよい機会になりました。
  

SSH海外共同研究(Asian Student Exchange Program 2024 )

 12月23日~28日、台湾・高雄市教育局主催のAsian Student Exchange Program (ASEP) 2024に、伊勢高校として初めて参加してきました。この大会では、高雄市の学校とアジア諸国の学校がチームを組み、環境や人権など社会的な話題をテーマにした英語のプレゼンテーションを行います。本校からは2年生の3名が参加し、高雄市立文山高級中學の生徒3名とチームを組んで、”Plastic Free-Living: Transforming Your Daily Routine”と題して発表をしました。
 生徒たちは、プレゼンテーションに向けた準備を10月中旬からオンラインで行ってきており、12月27日の本番では、前日までの改善点にすべて対応し、納得のいくパフォーマンスをすることができました。国際色豊かな各国や部族の発表にふれ、日本人としてのアイデンティティについて考える良い機会となりました。
 プレゼンテーションの審査結果はHonorable Mention(選外佳作)でしたが、ASEP2024への参加は、3名の生徒にとって、英語のプレゼンテーションをするという経験以上に、様々なバックグラウンドをもつアジアの人々の文化や考え方に刺激を受け、国際舞台で活躍する人材としてのマインドを育むきっかけになったと思います。大会参加にあたりあたたかく迎えていただいた文山高級中學の皆さまに感謝し、今回得た共同研究のノウハウを活かして、国際交流を充実させていきたいと思います。

     

冬休み親子科学教室

 12月24日(火)、伊勢市内の小学校5年生から6年生とその保護者40組を対象に、冬休み親子科学教室を開催しました。今年度の各部門のテーマは、物理が「ピンホールカメラ」をつくってみよう、化学が「発泡入浴剤をつくろう~クエン酸と重曹でシュワシュワ入浴剤~」、生物が「生物の出す不思議な光~ウミホタルの出す光~」でした。
 SSC(スーパーサイエンスクラブ)の物理、化学、生物部門では、2学期の初め頃からテーマの決定などの準備を行い、今年も各部門ともに個性あふれる講座を行いました。参加者のみなさんの反応も良好で、小学生のアンケートからは、「自分が知らないことばかりでとても楽しかったです」、「わからない事があっても、高校生の人が教えてくれてわかりやすかった」などの感想が寄せられ、このイベントを通じて科学を楽しんでもらえたのではないかと思います。企画から当日の講師まですべて行ってくれたSSC部員も、本日の講座を通じて、子どもたちに教えることの難しさを知るとともに、自分たちにも実験の指導ができるという自信をもつことができたようでした。
 また、今年は科学教室終了後に、校長による天文ドームの見学会も行われ、たくさんの親子が参加してくれました。こちらも大変好評でした。

   

国際科学オリンピック強化講座(化学)を開催しました

 12月14日(土)、名古屋大学トランスフォーマティブ生命分子研究所特任准教授の佐藤綾人先生を講師にお迎えして、国際科学オリンピック強化講座(化学)を開催しました。今年度のテーマは「科学捜査」で、午前中はニンヒドリン反応、ルミノール反応、午後は薄層クロマトグラフィーについての実験と講義を行いました。その後、アシスタントとして来校していただいた学生2名から、大学生活や研究についてのお話をしていただきました。アシスタントの学生さんの中には、本校でSSHの取組を経験して名古屋大学に進学した同窓生もいて、生徒は先輩のリアルな学生生活の話を聞き、卒業後の進路についてのイメージを膨らますことができました。
 今年度は本校生徒のほかに、桑名高校、四日市南高校、松阪高校、鈴鹿高校の生徒さんも参加し、総勢20名の生徒が熱心に実験に取り組み、知識と技能を向上させることができました。

     

人権講演会

 多様な考え方に触れ、固定的な価値観にとらわれないことの重要性を知り、また主体的に人権問題に向き合い、行動するための知識を養うことを目的に、講師の先生をお招きし、人権講演会を開催しました。
 性の多様性の話を中心に、自分の気持ちを大切にすることについて、講師先生の体験談も交え講演いただきました。生徒からの質問にも時間をとっていただき、よい講演会となりました。ありがとうございました。
 

地質に関するフィールドワークを開催しました

 11月9日(土)に、SSアドバンスAの生徒対象に、神島(鳥羽市)のカルスト地形などを見学することで島の成り立ちについて考えることを目的としたフィールドワークを行いました。神島は周囲4kmほどの島ですが、断層帯によって大きく2種類の岩石で構成されているほかに、石灰岩などの付加帯も観察できるなど見どころも多くあります。参加者は実際に岩石を観察したり、現地の岩石を使って火おこしを体験したりなどの活動を行いました。
 県立高校の地学の先生にご指導いただきながら島内の地層を観察し、三重県の地質や鉱物の特徴について理解する貴重な機会となりました。