8月19日と20日の2日にわたって、1年生の「SSアドバンス探求A」選択者を対象に、実験講座を実施しました。1日目の19日はガイダンスと化学実験講座を行いました。午前中のガイダンスでは、「SSアドバンス探求A」の概要と課題研究についての説明を行い、参加者は先輩の課題研究についての説明に興味深く聞き入っていました。
午後は化学実験講座を行い、参加者は未知の金属を同定するという課題を与えられ、グループごとに知恵を出し合って課題に挑んでいました。
水産研究所フィールドワーク
1年生のSSアドバンスA選択者を対象に、水産研究所と志摩マリンランドの見学会を実施しました。午前中は水産研究所の見学で、職員の方から説明をしていただき、その後イセエビの養殖施設、人工衛星からの情報をもとにした漁海況解析などの研究施設を見学しました。三重県がかかえる水産業の課題などについての説明では、熱心にメモをとる姿が見受けられました。
午後からは志摩マリンランドの施設見学を行いました。志摩マリンランドは今年で開館50周年を迎え、特別展が行われています。この日は館長さんをはじめ飼育員の方の解説等をいただきながら、施設の見学をしました。普段見ることができない海の生き物などを興味深く観察していました。
1学期終業式
長い長い1学期が終わり、ようやく終業式を迎えました。
今回も新型コロナウイルス感染症対策として密を避けることと、熱中症対策として、放送を使っての終業式としました。
校長の講話では「深刻にならず、真剣になろう」と呼びかけました。このような状況ですが、生徒のみなさんは今一度普段の生活を振り返り、一つひとつの行動を深刻になり過ぎ立ち止まるのではなく、真剣に考えて行動に移せるように期待しています。
地域のPBL中間報告会
本校1年生は、6月18日に地域のPBLの全体説明を行い、その後各自で地域の課題を1つ取り上げて、その現状について調べてワークシートを作成してきました。
8月6日には、完成したワークシートをもとに報告会を行いました。
報告会では、各クラスで5人程度のグループに分かれて、グループ内で自分の調べた内容を報告しあう形式で行いました。各グループでは、報告とそれに対する質疑応答が活発に行われました。中間報告会で交わされた質問や意見をもとに課題をまとめ、2学期の活動につなげる予定です。
課題研究中間発表会
8月6日(木)の7、8限は2学年が課題研究中間発表会を行いました。各教室に分かれて3年生の生徒が司会進行を行い、2年生の各班がこれまで取り組んできた研究の報告に対して、審査と質疑応答を行いました。
3年生は昨年から課題研究に取り組んできた経験を活かして、積極的に質問をしたり、意見を言ったりしていました。2年生も先輩たちの鋭い質問に対してしっかり回答しており、活発な交流を通して課題研究を深める、有意義な発表会となりました。
SSH課題研究英語口頭試問
3年生を対象にこれまで研究を重ねてきた課題研究について英語で口頭試問を行いました。県立学校の6人のALTに協力を得て、ネイティブの面接官に対して自分の課題研究の概要を英語で説明し、面接官の先生からの質問に英語で応答しました。はじめは緊張しながらも、英語で課題研究の内容についてやり取りができた後には満足げな様子もみられました。
美術「夏の絵はがき」
美術の授業の導入課題として、「離れて暮らす人におくる”夏の絵はがき”」をテーマにした作品制作に取り組んでいます。
本日はその作品の発表会を行いました。制作者が制作意図や苦労した点などを説明し、他の生徒から感想や質問をもらいました。作品を通じてお互いの思いや考えを交わすことで、作品の深まりも増しました。
この春から、制約のある日々の中ですが、生徒の作品の中には、キラキラとした夏が沢山あらわれています。
地域のPBL説明会
本校は、文部科学省から「SSH(スーパーサイエンス・ハイスクール)」の指定を受け、将来社会をけん引する科学技術人材の育成に取り組んでいます。
1年生は「地域のPBL-Project Based Learning-」に取り組みます。本日はその第一歩として全体説明を実施しました。
本校では、新型コロナウイルス感染拡大防止を目的に、体育館において換気が十分ではない場合に備え、大型送風機4台を導入しています。また、体育館での集合はひとつの学年までに限定しています。
台湾文山高級中學との共同プロジェクトに参加しました
SSH海外研修で交流している台湾の文山高級中學が主導するプロジェクト「Take Action to save the insects around us」(身の回りの昆虫を救うために行動を起こそう)に、本校から有志生徒9名が参加しました。このプロジェクトは、SDGsに関連したテーマに沿って世界の高校生と交流しながら課題に取り組む2019 International Carnival for Networked Communityの活動の一環として行われたものです。このたび、プロジェクトに参加した証として、Apec Cyber Academyの台南大学から一人ひとりに賞状をいただきました。
日常への第一歩と新しい生活様式
5月末の段階的な分散登校を経て、6月から全生徒が一斉に登校できる準備が整いました。
少し平常時とは異なる日課ですが、教室で通常の授業を行えます。
1年生は午前中オリエンテーションを行い、午後から授業を行いました。
音楽や体育の授業、部活動などは活動内容に制限があり、またまだ完全に日常に戻ったというわけではないですが、精一杯学び、高校生活を謳歌してもらいたいと思います。
また、生活面においても手洗いの徹底や密を避ける行動など、新しい生活様式にも気を配って学校生活と両立してください。
分散登校開始
5月18日から学校を再開し、1日に1学年、各クラスを半分に分けて、分散登校を始めました。今日は午前中に2年生の半分が登校しました。
1教室に20人しか入れないなど、まだまだ制限も多いですが、久しぶりに生徒のみなさんの顔を直接見ることができて、私たち教職員も大変嬉しいです。
これと並行して登校していない学年はオンライン授業を実施しているので、該当する科目は必ず受講するようにしてください。6月1日から通常授業が再開できるように、生活リズムを徐々に学校生活に慣らしていきましょう。
御衣黄桜だより
御衣黄桜の様子をお伝えします。特に、入学早々に臨時休業に入った新入生のみなさんに、本校のシンボルとして愛されている御衣黄桜のことを知ってもらいたくて投稿します。
御衣黄桜は、例年ソメイヨシノよりも遅れて4月中・下旬に黄色く開花し、中心部から赤みを帯びてやがて紅色となって散ります。今日の御衣黄桜は黄色のきれいな花を咲かせていました.
保健室では、水を張った器に折れた枝から取った花びらを浮かして、きれいに飾っていました。
校門の御衣黄桜の隣に建つ石碑には、こう記されています。
「御衣黄桜は伊勢高創立当時からこの地に植えられていましたが校舎西側斜面への移植を経て百歳を超える老木となりました この間に樹勢の衰えを憂いた本校教諭木村昭氏(1期生)が初代御衣黄桜より苗を作りこの苗を同じ倉田山の地において同窓会長河口浩通氏が育てて2018年2月に2代目御衣黄桜としてこの地に移植されました 伊勢高のシンボルとなった「御衣黄桜」は今日も伊勢高生を温かく見守ってくれています」
令和2年度始業式・入学式
臨時休業から引き続いた学年末・学年始休業が明け、待ちに待った新学期をスタートさせることができました。
しかし、感染症拡大防止対策を継続する必要があるため、始業式は各教室において、放送を聞く形式で行いました。
校長訓話については右のリンクをクリックしてください。一学期始業式
午後は入学式を挙行しました。
入学式については保護者の出席もあることから、体育館で行いました。
こちらも例年より座席の間隔を空けたり、窓や出入口を開放し換気をよくするなど対策しました。
校長式辞については右のリンクをクリックしてください。令和二年度三重県立伊勢高等学校入学式式辞
部活動再開
数日前から部活動を再開し、久しぶりの生徒たちの元気な様子に安心したり元気をもらったりしています。
活動については、感染拡大防止を最優先で考え、活動時間、手指や器具の消毒、換気等から登下校の行動に至るまで厳しく制限しています。参加している生徒も普段以上に十分注意を払っていますが、自身の健康管理にも気を付け、無理のない範囲での活動にしてください。
新年度の始まりです
新年度が始まりました。首都圏をはじめとした大都市圏を中心に、新型コロナウイルス感染拡大は衰えるどころか勢いを増しています。学校では、感染拡大防止の対策を講じつつ、厳しい制約のもとで部活動も再開しています。現時点では、行事の規模や実施方法を見直したうえで、予定通り新学期のスタートが切れるように準備中です。(情勢の変化によって急遽見直すことがありますが。)校門のソメイヨシノはほぼ満開。春の強風で入学式や始業式までもたないかもしれませんが、昨年度と同様、中央の御衣黄は蕾が膨らみ、生徒のみなさんを出迎える準備をしています。
2020年3月24日
臨時休業からそのまま年度末休業(春休み)に入ってしまいました。今日は、65期生となる令和2年度入学予定者の合格者登校日です。今年は一斉に集合せず、事務手続きと物品購入のみとしました。何事も「例年通り」では進めることができない状況です。その分、みんなで知恵を絞って、今までしてきたことを「何のためにしてきたのか」、その目的を果たすためには「どうしたらできるか」を考える機会ととらえることにしています。1枚目と2枚目の写真は昨日(23日)のもの。3枚目の写真は今朝のものです。日ごとに季節は春に向かい、桜は新学期に登校する生徒のみなさんを迎える準備を整えています。足もとのムスカリも大切な主役です。
春を待つ
新型コロナウィルスの拡大防止のため、臨時休校とすることになり、生徒の皆さんには不自由な思いをさせてしまっています。ICT環境を利用して、学校からのメッセージを伝えていますが、生徒のいない学校はさみしいものです。今朝見ると、校門のソメイヨシノの蕾が膨らみ始めていました。時は確かに流れ、桜は新年度に向けて皆さんを迎える準備をしています。隣の御衣黄はもう少し先です。伊勢高は皆さんの元気な姿が学校に戻ってくるのを心待ちにしています。
第62回卒業証書授与式
卒業生、保護者の皆様、ご卒業おめでとうございます。
今年度の卒業証書授与式は、新型コロナウィルス感染防止のため、やむなく規模を縮小して挙行しました。
しかしながら、想いのこもった送辞、答辞のおかげもあり、例年に勝るとも劣らない素晴らしい式になったと思います。
式辞の概要はこちらです。令和元年度卒業証書授与式式辞
自主献立実習
2年生の家庭科最後の調理実習は「自主献立実習」です。
栄養バランスを考えた献立作成から、買い物、調理まですべて自分たちで行いました。
2年生で学んだことの集大成!グループで話し合ってひとつのものを創り上げる楽しさを実感しました。
野菜たっぷりの料理にお腹も心も満たされて、大満足で終了しました。
「みえ科学探究フォーラム2019」に参加しました!
2月15日(土)、「みえ科学探究フォーラム2019」(三重県教育委員会主催)に参加しました。本校からは、校内発表会で評価の高かった課題研究のうち、2グループが口頭発表部門、3グループがポスター発表部門で発表を行いました(参加作品は以下のとおり)。
ポスター発表部門において「御衣黄桜酵母プロジェクト」が教育長賞を受賞するなど、日頃の活動の成果を発揮することができました。
また、SSC化学部門の部員が、「試験管の中に雪が降る!?~食塩水の実験~」と題し、小学生を対象とした科学体験講座を開講しました。
<口頭発表部門参加作品>
・Cosmetic Revolution by Ise high school
・精神的ストレスをハーブで改善!
<ポスター発表部門参加作品>
・プラスチック汚染の救世主は蛾の幼虫か?
・御衣黄桜酵母プロジェクト
・二足歩行は時代遅れ!?~Learn from Snake~