総合学科について
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社会の構造が激変する中で、高等学校卒業後に上級学校等へ進学するか就職するか、 さらにはどのような職業を選択するかについては、高等学校での学習を通して、自らの 判断によりじっくり決めたい、という生徒が増えています。そこで、このような生徒の 多様な学習ニ－ズに柔軟に対応するため登場したのが、「普通科と専門(職業)学科を統 合した」第３の学科としての総合学科です。総合学科のねらいは、生徒一人ひとりの適 性、興味、関心、進路、生き方等に基づいて、生徒が自ら科目を選択し主体的に学習を 進め、それぞれの個性を最大限に伸ばし、生涯にわたって継続的に学習する意欲や態度 を育成することにあります。そのため、他の学科と比較すると総合学科は次のような特 徴を持っています。 |
| 1. | 一年次に自らの進路に対する自覚を深める動機づけとなるような「産業社会と人間」という科目を全員が学習します。固定的に学科やコ－スを定めるのではなく、いろいろな分野の科目を数多く開設し、皆さん一人ひとりが自分の進路にあった、あるいは深く学習したい興味ある科目を選択し、自分の時間割を作成して学習することを基本にしています。また、資格取得や進路にあわせた「系列」の学習ができるようになっています。 | |
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| 2. | 「誰もが、いつでも、必要に応じて自分のペ－スで学習できる」単位制であり、学年指定の枠がないので、３年以上の間に合計74単位以上修得すれば卒業することが出来ます。 | |
| 3. | 個性を生かした少人数教育をも可能にしており、密度の濃い、充実した授業を受けることができます。 | |
| 4. | 各自の科目選択に対する助言や就職希望者・進学希望者のどちらにも対応した進路指導等に関して、きめ細かい相談や指導を受けることができます。 |