この事業は、本校創立50周年の年に同窓会のご尽力で実現し、本年度で17回目を迎えました。1年生が希望の分野を選択し、各界で活躍する同窓生の講義を聴くことにより、さまざまな職業の内容・職業選択の考え方・学問の内容・学校選択の考え方等について、理解を深め自らの進路を主体的に考えることの一助としています。
1時間という限られた時間でしたが、みんな真剣にお話を聞かせてもらいました。
今年のジャンルは、
銀行・金融、弁護士、税理士、警察官、公務員(農林水産課)、公務員(デジタル政策課)、小学校教諭、中学校教諭、看護師、薬剤師、ディレクター、SE、電気電子開発
の13分野でした。
本校生徒のために貴重なお話をいただきありがとうございました。
作者別: 伊勢高校
日本生物学オリンピック2021で本校生徒が入賞
日本生物学オリンピックは、20歳未満で大学に入学する前の青少年を対象とした全国規模の生物学に関するコンテストです。
今年度の大会は7月に予選が行われ、予選通過者による本選が9月18日から19日にかけてオンライン形式で行われました。本選の結果、本校2年生の石田ゆきさんが銅賞に入賞し、3月に実施する日本代表選抜試験に参加する12名に選ばれました。
代表選抜試験での成績優秀者4名は、日本代表として来年7月にアルメニアのエレバンで開催される第33回国際生物学オリンピックに派遣されます。日本代表目指して頑張ってください。
日本生物学オリンピック2021に関する詳しいことは、下記のホームページをご参照ください。
三重県高等学校科学オリンピック(10月16日)ー優勝、おめでとう!
10月16日(土)開催の三重県高等学校科学オリンピックに「チーム御衣黄」が参加しました。本年度で11回目となる「科学の甲子園」全国大会の三重県予選を兼ねています。午前中の筆記試験に続いて、午後は生物と地学、そして事前に与えられた課題による総合競技の実技試験によって生きた科学の知識・技能を競い合いました。総合競技では、与えられた材料で「倒れやすい箱」と「倒れにくい箱」を作り、斜面に置いて角度を徐々に上げていって、それぞれの倒れた時の角度による順位で得点を競いました。「チーム御衣黄」は、午後の実技競技で圧倒的な差をつけて4年ぶり6回目の「科学の甲子園」全国大会出場を決めました。チームで力を合わせ、試行錯誤しながら課題を解決していく「これからの時代の学び」の姿から、明るい未来が大いに期待されました。目指せ!二度目の全国制覇!!
日本学生科学賞三重県展最優秀賞受賞(10月17日)、中央審査へ!
10月17日(日)、日本学生科学賞三重県展の表彰式がMieMuで行われました。中学生31点、高校生6点の研究の中から、本校2年生の「卵を産まない寄生バチの雌が種を保存する!?-「トントン」するハチの驚くべき行動とその意味についてー」が最優秀賞(三重県教育委員会賞)を受賞し、県代表として中央審査に進みます。この研究、実はすごい発見らしいです。
登校風景(10月14日)
伊勢高では、定期的に朝の登校指導を行っています。気持ちのいい挨拶が習慣化し、今日も一日がんばろうという気持ちになります。中には、中間考査前ということもあって、少々元気のない生徒もいるのが心配ですが、よく来てくれました。コロナ禍だからこそ、学校に生徒の姿があることの有難味を実感します。
10月1日通常登校再開ー校舎も少しきれいになって生徒を待ち受けています
10月1日から通常登校を再開しています。この間も、第3棟は「長寿命化計画」(校舎を建て替えることなく補強・改修して長く使えるようにする工事計画)にしたがって、改修工事を行ってきました。特に1年生の皆さんには不便を強いていますが、きれいな校舎にお色直しして、快適に学習に打ち込める環境を整えられるよう頑張っています。ひと足先にトイレの改修が終了し、洋式、自動水栓で清潔・快適なトイレに生まれ変わりました。外壁もおしゃれな装飾を施しています。きれいに使ってください。
黄桜祭企画 渡部陽一さん講演会
長かったオンライン授業期間を終え、10月1日から学校に登校できるようになりました。
黄桜祭については、今年はクラス企画が中止となり残念な気持ちでいっぱいでしたが、全て中止にはしたくないという想いから著名人による講演会を企画し、実施することができました。
依頼したのは戦場カメラマンの渡部陽一さん。戦場カメラマンになった経緯から現在の活動まで、世界情勢のことを考えさせられる内容で、どんどん話に引き込まれ、あっという間に時間が過ぎていきました。
改めて、私たちのために講演をいただきましてありがとうございました。
地質に関するフィールドワークを実施しました
8月11日(水)に、本校の生徒と皇學館大学教育学部の学生計24名が参加し、県立高校の地学の先生の指導のもと、熊野市にある紀州鉱山跡と東紀州地域の岩石の観察を目的としたフィールドワークを行いました。午前中は熊野市紀和鉱山資料館および紀州鉱山跡の見学と、資料館近くの板屋川での岩石の観察および測定を行い、午後からは七里御浜海岸へ移動して、海岸の岩石の観察および測定を行いました。この観察、測定は、5年前にこの地で開催された第10回国際地学オリンピック日本大会の課題の一端に触れるものです。実際に岩石を観察し、大きさを測定することが初めての生徒も多く、三重県の地質や鉱物の特徴について理解する貴重な機会となりました。
東海フェスタ
東海地区の高校による課題研究発表会「東海フェスタ」が、名城大学附属高等学校の主催で毎年開催されています。昨年度は新型コロナウイルス感染症の影響で中止となりましたが、今年度はオンラインで開催されました。オンデマンドの動画で研究成果を発表する「動画配信発表」と、オンライン会議システムzoomを利用し、7月17日にライブで研究成果を発表する「zoom live 発表」からなり、本校からも動画配信発表に5件、zoom live 発表に1件の研究を出展しました。7月17日のzoom live 発表では、SSアドバンス探究Aを選択している1年生も校内で視聴しました。各発表では、参加者がzoomのチャット機能を利用して質疑応答したり、大学の先生からの助言をいただいたりして研究を深めていました。上級生の研究発表を視聴することで、先輩の業績から学ぶとともに、自分たちがこれから行う課題研究のイメージをもつことができたと思います。
当日ライブ配信で発表した3年生や、動画配信発表に出展した3年生は、1か月以上前から事前の準備を一生懸命行い、それぞれ良い発表をしてくれました。制作した動画やポスターは、今後のSSHの授業等でも活用させてもらいたいと思います。
SSアドバンス探究A実験講座(2日目)
16日、1年生のSSアドバンス探究A選択者を対象とした実験講座の2日目です。午前中、皇學館大学教育学部の中松研究室のお世話になり、生物実験講座を実施しました。中松豊教授をはじめとした研究室のみなさんおよび学生のみなさんのご指導のもと、アワヨトウの血球の食作用の観察を行いました。参加した伊勢高生は、慣れない顕微鏡を操作しながら一生懸命観察に取り組みました。
午後は伊勢高校に戻って物理実験講座を行いました。今回は強いペーパーブリッジを作るという課題で、与えられた材料を使っていかに強いものを作ることができるか、グループに分かれて課題に挑みました。
SSアドバンス探究A実験講座(1日目)
7月15日と16日の2日にわたって、1年生のSSアドバンス探究A選択者を対象に、実験講座を実施しました。1日目の15日はガイダンスと化学実験講座を行い、午前中のガイダンスでは、SSアドバンス探究Aの概要と課題研究についての説明を行いました。参加した生徒は、今後のSSアドバンス探究Aの活動についての説明に興味深く聞き入っていました。
午後は化学実験講座を行いました。参加者は未知の金属を同定するという課題を与えられ、グループごとに知恵を出し合って課題に挑みました。
SS探究Ⅱ 課題研究中間報告会
SS探究のメインプログラムである課題研究は、1年生の3学期にグループ分けとテーマ設定をすることから始まり、2年生のほぼ1年をかけて研究と成果のとりまとめを行います。2年生の1学期は、グループごとに研究計画を立てる時期で、学期末の6月24日(木)に研究計画とこれまでの進み具合を発表する中間報告会を行いました。
報告会には、昨年度課題研究に取り組んだ3年生も参加し、経験者の観点から2年生の発表内容に対して質問やアドバイスを行ってもらいました。
今後、いよいよ2年生は計画にもとづいて本格的に研究に取り組みます。2学期末には再度中間発表会を行う予定です。充実した課題研究になるよう頑張ってください。
美術選択生による写真展
「私たちの日常、元気をくれる色の力。とその世界」写真展2021
一年前の春頃から、令和2年度美術選択生は、日常生活の中に元気がもらえる色を探して写真を撮り始めました。梅雨の晴れ間に見えた清々しい青空、グランドに置いた赤いスパイクの存在感、久しぶりに集まった友人たちと浜辺で見つけた海の青と空の青のグラデーション・・・身近な生活の中にある様々な色は私たちに沢山の元気を与えてくれます。
元気をくれる色の力に注目しながら、コロナ禍の日常生活を切り取った生徒たちの写真作品を、学校近隣の皆様にも是非ともご覧いただきたく、現在、百五銀行伊勢支店6月のロビー展にて展示をさせていただいています。
生徒たちが見つけた沢山の元気を、写真作品を通して垣間見ていただけましたら有り難く思います。
以下の写真は、5月に校内で写真展を行った際の様子です。
三重県の海と水産業に関するセミナー
5月8日(土)に三重県水産研究所のご協力をいただき、「三重県の海と水産業に関するセミナー」を実施しました。本校の他にも、津高校と四日市高校の生徒(すべて1年生)がオンラインで参加し、合わせて30名ほどの生徒が受講しました。前半は水産研究所の職員の方による三重県の海洋環境と水産業についての講義、後半は講義の内容を振り返るグループワークを行いました。セミナーを通じて、生徒は三重県の水産業を身近に感じることができ、地域が抱える課題について主体的に考えるきっかけになりました。
なお、本校の1年生は、SS探究Ⅰの授業で「地域のPBL」と題した課題解決学習に取り組むため、このセミナーで得たことを有効に活用していきたいと思います。
ミニコンサート
吹奏楽部、チアリーダー・応援団部が新入生歓迎のミニコンサートを行いました。校舎間のスペースで演奏し、分散して校舎からも見られるように工夫しました。演奏する側も2年生だけになり少人数でしたが、楽しんでもらえたようです。新入生も上級生も学校生活を楽しみましょう。
生徒会対面式
4月9日、対面式を行いました。全校生徒が体育館に入ることを避けるため、残念ながら画面を通しての対面式としました。
生徒会長の挨拶のあと、生徒会執行部が伊勢高の様子を紹介、最後に新入生代表が挨拶を述べました。早く本当の交流ができる日が来ることを願っています。
令和3年度始業式・入学式
午前中は新2年生、3年生の始業式を行いました。
新型コロナウイルス感染症防止対策を継続し、体育館へは集合せず教室への配信としました。
昨年度は放送のみでしたが、今年度は映像があるため、新しく転入された先生の姿も紹介することができました。
午後は入学式です。
お天気にも恵まれ、温かい日差しの中での入学式となりました。
こちらも席と席の間隔を確保し、換気を行いながらの式となりました。
みえグローカル学生大使
3月13日(土)、本校ESS部5名がみえグローカル学生大使として太平洋島しょ国出身の留学生とのオンライン交流会に参加しました。
交流会では参加者すべてが英語のみを使用して交流しました。
生徒たちは太平洋島しょ国の留学生から自国の文化や環境問題についてプレゼンテーションを聞いて質問したり、三重県の食べ物や絶景スポットからの中継などで留学生に三重県の魅力をPRしたりしました。
オンラインですが留学生や他校の高校生との親交を深められ、充実した交流会となりました。
※みえグローカル大使について https://www.pref.mie.lg.jp/common/05/ci400014355.htm
お花見
校門の染井吉野が満開です。部活動等で登校している生徒たちが短い桜の見頃を楽しんでいます。
今年も入学式までに散ってしまうかと思うと、少し残念な気持ちもありますが、伊勢高の名物、御衣黄桜はほんの少し咲き始めたところで、先輩や先生たちと一緒に新入生がくるのを楽しみにしています。
SSH課題研究成果発表会
SS探究のメインプログラムである課題研究は、1年生の3学期にグループ分けとテーマ設定をすることから始まり、2年生のほぼ1年間をかけて研究と成果のとりまとめを行います。今年度は新型コロナウイルス感染症による休校や、中間発表会の分散実施など、例年とは違う状況の中、2年生はそれぞれの研究を頑張って進めてきました。
その成果の発表の場として、3月19日の成果発表会(最終発表会)で2年生全員がポスター発表を行いました。成果発表会も、中間発表会と同様に、感染症対策のためいくつかの教室に分散して行いました。また、発表会の形式もこれまでと異なり、事前にポスター発表の状況を撮影した動画を2年生と1年生が視聴し、発表者がその場で質疑に応じるという形式で行いました。外部の方には、SSアドバンス探究の発表会をオンライン会議システムで配信しました。これにより、校外で視聴されていた運営指導委員や中学校の先生方からも質問やコメントをいただくことができ、これまでにない新しい方法による発表会となりました。
3年生になると、研究成果を論文にまとめる活動に入り、課題研究もいよいよ大詰めとなります。よい論文が残せるよう、最後までしっかり頑張ってください。