2018年4月28日土曜日に、三重県松阪市にある松名瀬海岸に潮干狩りをしに行きました。目的は底生生物(ベントスBenthos)を調べるということでした。アサリやシジミ、ツメタガイ、バカガイ、カガミガイなど貝が採れたり、ゴカイ、イソガニなどもいました。マテガイも採りたいと思っていたのですが、殻があるだけで採ることができなかったので、今度行くときには採れるように頑張りたいと思います。
私にとって潮干狩りは経験がなかったので、生物部で行けると聞いたとき、とても嬉しくて、アサリやシジミのような身近な貝が採れたときは、本当に採れるのだなぁと感動しました。ヤドカリがとても多くよく動いていて、見ていて面白かったです。もっと長く観察したかったです。(担当:M.Y)
活動一覧
溜め池の調査に行ってきました!
6月17日(日)に、松阪市某所の溜め池に調査に行きました。天気は曇りでした。プランクトンネットを使って溜め池にいる微生物の採取をし、また民家のそばの土手や小川、田んぼで生物調査をしました。
プランクトンネットではボルボックスが見つかりました。学校に帰って観察し、培養を試みましたが失敗してしまいました。また次の機会では成功できたらと思います。
生物調査ではたくさんの生物が見つかりました。初めて見たり聞いたりする生物も見つかりとても楽しかったです。学校に帰って在来種、外来種の区別をしました。アメリカザリガニやブルーギル、ブラックバスなど、外来種が多いことに気が付きました。
この調査でたくさんの生物の特徴を調べ、まとめることでより深く知ることができました。今回の調査で学んだことを頭に残して、少しでも外来種の影響が小さくなるよう、自分にできることを考えていきたいです。(担当:S.K)
臨海実習に行ってきました!(その①)
臨海実習に行ってきました!(その②)
鳥羽水族館に行ってきました!
9月15日土曜日、鳥羽水族館の中を見学させてもらいました。水族館内にはたくさんの水棲生物がいました。
ジュゴンやイロワケイルカといった大きめの水棲生物から、メダカ、タナゴといった小さめの魚類までが飼育されていました。セイウチやピラルクーといった生物は迫力がすごかったです。
けっこう時間があったのでゆっくりと生物を見ることができました。いい時間を過ごせたと思います。(担当:R.H)
化石の観察会に参加しました!
三重生物研究発表会で口頭発表しました!
磯の生物観察会に参加しました!
4月21日(日)、鳥羽市の安楽島において、三重動物学会主催の「磯の生物観察会」に参加しました。正午過ぎに活動が開始されたので、強い日差しの中での観察になりました。
観察を始めて一番最初に目に入ったのは海藻でした。今回の観察ではヒトエグサやウミウチワなどの海藻を確認できました。水中にはアメフラシがたくさんいたので踏まないように気をつけて移動しました。ほとんどの生物は岩の下に隠れているので、発見から捕獲までがとても難しかったです。活動開始から2時間後に、捕獲した生物の説明を講師の方にしてもらいました。
磯での活動は想像以上に体力の消耗が激しく、日差しも強かったので、次回はしっかりと対策をして観察に行こうと思いました。(担当:R.A)
干潟の生物を調査しました!
臨海実習に行ってきました!
日本動物学会大阪大会でポスター発表しました!
私たちは9月14日、大阪市立大学にて開催された日本動物学会第90回大阪大会2019において、小中高校生によるポスター発表の部で発表をしました。テーマは「みんなで作る!伊勢市生物図鑑&生物マップ」で、日々のフィールドワークで得た生物情報や校内外の多くの方々から提供していただいた生物情報をもとにして作成した図鑑およびマップについて発表しました。
はじめは緊張してなかなかスムーズに話すことができませんでしたが、回数を重ねるごとに慣れてきてうまく伝えることができました。担当時間以外の時間帯には他の学校の発表や日本動物学会の会員の方が研究している動物の展示などを見に行くことができ、とても勉強になりました。研究している内容を聴くと、あらためて動物の不思議さなどに気付くことができて、大変興味深かったです。
発表後には表彰式があり、優秀賞を受賞して賞状と盾をいただきました。生物図鑑と生物マップについては今後も引き続きデータを蓄積して分析を進めていく予定でいます。より良いマップにしていけるように頑張りたいと思います。(担当:O.K)
セントヨゼフ女子学園高等学校の皆さんと学校間交流をしました!
1月12日、セントヨゼフ女子学園高等学校の環境調査会の生徒たちと、GLOBE (Global Learning and Observations
to Benefit the Environment:環境のための地球規模の学習及び観測プログラム)の第13期指定校同士で学校間交流をおこないました。互いに自分たちが研究している内容を報告し合い、私たちは現在進行している宮川水系の水質調査の結果を発表し、セントヨゼフ女子学園高校の生徒たちは気象や学校の近くにある池の水質を調査した結果を発表しました。その後、宮川の調査地点の一つへ移動し、協働して水質調査を実施しました。
セントヨゼフ女子学園高校は第12期からGLOBE指定校に指定されており、調査活動に不慣れな私たちに対して様々なアドバイスをしていただき大変参考になりました。交流を通して部全体のモチベーションをさらに高めることもでき、非常に有意義な交流会になったと思います。(担当:R.H)
三重生物研究発表会で口頭発表しました!
皇學館大学でポスター発表しました!
大仏山公園で生物観察をしました!
2020年7月23日木曜日に、三重県の伊勢市にある大仏山公園に生息する生物の調査と、バッタの相変異の研究を行う為のトノサマバッタ捕獲を目的としたフィールドワークを実施しました。
新型コロナウイルス感染防止と熱中症対策を徹底するため、各自マスク、帽子、水分補給用の飲料水を用意し、少人数のグループに分かれて密を避け、十分に注意しながら楽しむことができました。
残念ながらトノサマバッタは見つからず捕らえられませんでしたが、シオカラトンボやオケラ、アマガエルなどの大仏山に生息する生物を多く観察することができました。私は数年ぶりに虫捕りをする機会が得られ、小さい頃のことを思い出して少し懐かしくなりました。
久しぶりの晴天の中、まだ気温が上がっていない午前中に行われたフィールドワークはあっという間に終わってしまい、生物部の写真フォルダにはたくさんの生物が加わりました。フィールドワーク終了後も部員同士で調査した生物の情報を共有し合うなどして、大変有意義な時間を過ごせたと思います。(担当:S.N)
プラナリアの再生実験をおこないました!
河川の環境指標生物を観察しました!
日本生態学会岡山大会(オンライン)でポスター発表しました!
3月20日(土)に第68回日本生態学会岡山大会(高校生ポスター発表)に参加しました。初めての発表で、しかもオンラインで開催されたということで、とても緊張しました。
Zoomを活用した質疑応答においては質問されなかったため、少し不安でしたが、コメント欄にて多くの応援メッセージやアドバイスをいただき自信につながりました。授賞式では残念ながらどの賞も受賞できませんでしたが、その後におこなわれた講演「みんなのジュニア生態学講座-高校生と研究者の交流会」では、とても興味深いお話を聴くことができ、生物学に対する視野が広がったように思いました。
いただいたアドバイスや、今大会での反省点を今後活かして、これからも生物部活動の発展を目指していきたいです。(担当:H.Y)
日本動物学会米子大会(オンライン)でポスター発表しました!
8月26日から日本動物学会第92回オンライン米子大会の、高校生ポスター発表に参加しました。今回の大会ではオンライン上でポスターを掲示する形式となり、ポスターを見てくださった方々とは直接会話等ができなかったため少し残念でしたが、コメント欄では様々なご意見やご質問をいただき、嬉しく思いました。コメントに返信する際は、相手の方にちゃんと伝わるかどうか不安でしたが、顧問の先生にもアドバイスしてもらいながら何とか全員に返信することができました。そして奨励賞を受賞することもでき、大変満足できる結果になったと思います。
ポスター発表以外にも、学会では様々なコンテンツが用意されており、たくさんの動物の生態や魅力を知ることができて、生物学に対する興味・関心を掻き立てられました。(担当:H.Y)
日本動物学会近畿支部高校生研究発表会(オンライン)で発表しました!
日本動物学会近畿支部高校生研究発表会(オンライン)に参加しました。先輩から引き継いだトノサマバッタの相変異の研究について発表しましたが、発表後の質疑応答の時間で、質問に対してきちんと答えることが出来ず、悔しい思いをしました。しかし終わった後、私はこの研究発表会に参加することが出来て良かったなと思いました。質疑応答における緊張感を実際に体感することができましたし、他の学校の発表を聴いてまとめ方等色々なことを参考にすることが出来ました。また質問されることで、自分たちの研究をより深い視点で捉えることが出来るようになったことがとても大きかったです。
生物部はこれからも様々な経験を積んでいき、精進していきたいと思います。(担当:H.T)
化石の観察会に参加しました!
日本生物教育学会伊勢大会(オンライン)でポスター発表しました!
三重生物研究発表会(オンライン)で口頭発表しました!
今回私たちは、第69回三重生物研究発表会に参加しました。オンラインで開催されたため、生物実験室にて他校の素晴らしい発表を拝聴し、新たな知識を得ました。また、私たち自身も中日新聞社賞を受賞しました。(担当:T.T)
みえ探究フォーラム2021(オンライン)で口頭発表しました!
令和4年2月16日(水)~2月28日(月)に開催されたみえ探究フォーラム2021に参加しました。トノサマバッタの相変異について発表し、ポスター発表部門最優秀賞を受賞することができました。他の学校の発表もたくさん聞けて、大変勉強になりました。(担当:T.U)
干潟の生物を調査しました!
磯の生物を調査しました!
8月11日、志摩市浜島町で臨海実習をおこないました。
昨年は台風のため中止になってしまったのでひさしぶりの臨海実習となりました。
午前中は快晴でまさに実習日和でした。期待通りたくさんの生き物に出会うことができました。甲殻類から魚類までさまざまなものがいましたが今回は心に残った2種類を少しだけ紹介したいと思います。
まずは殻長6cm以上あるタカラガイの仲間です。このサイズの生きている個体を磯で見かけることは珍しいので嬉しかったです。
次はガンガゼです。磯焼けの原因の一つになっているウニですが潮がひいたらトゲが海面から出るほど浅い場所にいたのも驚きでした。気付かずに踏んでしまいそうになる可能性もあるので気を付けたいです。
今年もさまざまな生き物と出会いたいと思います。(担当:K.I)
日本動物学会近畿支部高校生研究発表会(オンライン)で発表しました!
11月12日に日本動物学会近畿支部の発表会高校生の部に参加させていただきました。久しぶりの発表、そして三年生がおらず一・二年生だけでの初めての発表ということもあり、発表の仕方は事前に用意した動画を流しその後質疑応答をするという流れでしたが、不安が多く、緊張で少しそわそわしていました。
私達は去年と同様に「トノサマバッタの相変異」についての発表をさせていただきました。質疑応答では慌ててしまい、うまく質問に答えることが出来ずに、顧問の先生に手を貸してもらうという不甲斐ない結果となってしまいました。ですが、トノサマバッタの相変異の研究においてとても重要な指標となる「黒化度」についてアドバイスをいただけたのはとても大きな収穫だったと思います。
これから新型コロナ禍も落ちついてマスクを外せるようになれば、今回のようなオンライン形式ではなく対面での発表や質疑応答をする日も来ると思うので、その時は落ちついて発表し、冷静に質問に答えられるよう努力するとともに、これまでの反省をいかして研究を継続していきたいなと思います。(担当:K.T)
GLOBE生徒の集い(オンライン成果発表会・交流会)に参加しました!
先日、グローブ日本事務局主催のグローブスクール生徒の集いがあり、宇治山田高校生物部も参加させていただきました。
今回、本校生物部は宮川と勢田川の水質調査の発表をしました。副部長である自分は、今回発表や質疑応答などは初めてでかなり緊張していましたが、なんとかやり遂げることができました。
どの学校の発表もとても素晴らしく、今回の参加は生物部にとっても自分にとっても、とても貴重で良い経験となりました。(担当:H.Y)
三重生物研究発表会で口頭発表しました!
2月4日に三重県津市にある総合博物館MieMuで行われた「三重生物研究発表会」で、私たち生物部は「トノサマバッタの相変異」について発表しました。
練習の時、先輩が1人で長い文章を読んでいる姿を見て大変であることが伝わってきたり、自分も単純作業とはいえ発表者や聞き手にスライド操作を合わせるのは少し難しく感じたりしました。また、本番では緊張しているのにもかかわらずスラスラと発表し、質疑応答で焦りつつもしっかり答えようとしていた2人の先輩を見て、自分も緊張に押しつぶされずに対応できるような先輩になりたいと思いました。今回の発表では、三重テレビ賞を受賞することができました。
これから研究の内容をもっと掘り下げて、より多くの聞き手の心をつかめるような研究をしていきたいと思います。(担当:R.M)