東海フェスタ

東海地区の高校による課題研究発表会「東海フェスタ」が、名城大学附属高等学校の主催で毎年開催されています。昨年度は新型コロナウイルス感染症の影響で中止となりましたが、今年度はオンラインで開催されました。オンデマンドの動画で研究成果を発表する「動画配信発表」と、オンライン会議システムzoomを利用し、7月17日にライブで研究成果を発表する「zoom live 発表」からなり、本校からも動画配信発表に5件、zoom live 発表に1件の研究を出展しました。7月17日のzoom live 発表では、SSアドバンス探究Aを選択している1年生も校内で視聴しました。各発表では、参加者がzoomのチャット機能を利用して質疑応答したり、大学の先生からの助言をいただいたりして研究を深めていました。上級生の研究発表を視聴することで、先輩の業績から学ぶとともに、自分たちがこれから行う課題研究のイメージをもつことができたと思います。
当日ライブ配信で発表した3年生や、動画配信発表に出展した3年生は、1か月以上前から事前の準備を一生懸命行い、それぞれ良い発表をしてくれました。制作した動画やポスターは、今後のSSHの授業等でも活用させてもらいたいと思います。

 

SSアドバンス探究A実験講座(2日目)

16日、1年生のSSアドバンス探究A選択者を対象とした実験講座の2日目です。午前中、皇學館大学教育学部の中松研究室のお世話になり、生物実験講座を実施しました。中松豊教授をはじめとした研究室のみなさんおよび学生のみなさんのご指導のもと、アワヨトウの血球の食作用の観察を行いました。参加した伊勢高生は、慣れない顕微鏡を操作しながら一生懸命観察に取り組みました。
午後は伊勢高校に戻って物理実験講座を行いました。今回は強いペーパーブリッジを作るという課題で、与えられた材料を使っていかに強いものを作ることができるか、グループに分かれて課題に挑みました。

        

SSアドバンス探究A実験講座(1日目)

7月15日と16日の2日にわたって、1年生のSSアドバンス探究A選択者を対象に、実験講座を実施しました。1日目の15日はガイダンスと化学実験講座を行い、午前中のガイダンスでは、SSアドバンス探究Aの概要と課題研究についての説明を行いました。参加した生徒は、今後のSSアドバンス探究Aの活動についての説明に興味深く聞き入っていました。
午後は化学実験講座を行いました。参加者は未知の金属を同定するという課題を与えられ、グループごとに知恵を出し合って課題に挑みました。