「何をどのくらいすればいいのか」見通しが持てず、不安定になる子、パニックになる子がいます。「活動の量」、「終わり」等、時間的な見通しを持つことは、子どもが安心して生活するためには、不可欠です。時間的な見通しが持てるツールの数々をご紹介します。
タイムタイマー
「終わり」を伝えるツール。 |
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タイムログ
「終わり」を伝えるツール。 |
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各種タイマー
「終わり」を伝えるためのツール。 |
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ワークシステム1
「何を」「どのくらい」「終わったら何があるか」を分かりやすく提示する方法です。机の左側に課題の棚を作ります。その棚の上から順に課題をこなしていきます。終わった課題は、右側の終了箱に片づけていきます。課題が全部終わった後は、楽しい活動を設定するのがポイントです。 |
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ワークシステム2
「何を」「どのくらい」「終わったら何があるか」を分かりやすく提示する方法です。手順書を提示。手順書の一番上のカードを取ります。そのカードに対応した課題箱のポケットにカードを入れ、その課題を行います。同じ工程を行っていき、手順書のカードがなくなったら終了です。課題の最後に楽しい活動を設定するのがポイントです。 |
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かけ足グッズ
かけ足や、マラソンで使用するグッズです。「何週走るか」の見通しを持ちやすいです。 |
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腹筋グッズ
腹筋する回数を分かりやすくするために考えたツールです。頭上にボールが入ったかごを準備。腹筋前にかごからボールを1個取り、腹筋を行います。腹筋後、身体横のバケツに収めていきます。頭上のかごのボールがなくなったら終了です。 |
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掃除グッズ1
雑巾かけツール。必要回数分の雑巾を透明シートに入れておきます。一番上の雑巾を取り、雑巾がけを行います。一回行ったらその都度、その雑巾は片付けます。戻ってきて、同じ手順で雑巾がけを行います。透明シートの雑巾がなくなったら終了です。 |
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掃除グッズ2
雑巾がけツール。スタート場所の箱からボールを取り、雑巾に装着(マジックテープでつくようにしておく)。そのまま雑巾がけを行います。対面まで行ったら、終了ボトルにボールを入れます。それを繰り返し、ボールがなくなったら終了です。 |
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視覚的明示(掃除編)
①は、窓拭き支援。窓を事前に汚しておきます。汚れがはっきりしているため、綺麗になったことが視覚的に明瞭で、「終わり」が分かりやすいです。 |