11月のいじめ防止強化週間「ピンクシャツ運動」について
朝の挨拶運動
ピンクシャツ運動とは(説明看板)
11月は「三重県いじめ防止強化月間」でした。本校でも、11月18日から22日にかけて「ピンクシャツ運動」を生徒会が中心となって行われました。
ピンクシャツ運動とは、カナダで誕生した「いじめ反対運動」です。カナダで、中学3年生の男子生徒がピンクのポロシャツを着て登校し、いじめられました。それを知った高校3年生男子生徒2人がその日のうちにピンクのシャツを大量に購入し、メール等で友人知人などに翌日に着用することを呼び掛けました。翌朝、2人はシャツなどを呼び掛けた人に配り、着てもらいましたが、この日に呼び掛けた以上の学生がピンクの服で登校し、学校がピンクに染まり、いじめがなくなりました。以降、ピンクシャツデーとしてカナダ全土に定着し、世界各国へと広まりました。この運動は、「いじめ反対」のメッセージとともに、いじめの問題を個人や当事者間だけの問題ではなく、社会全体の問題と捉え、いじめの定義や、傍観者になることなどを含め、いろいろないじめの問題について考える機会となっています。
本校では、生徒会執行部や有志生徒がピンクの小物を身につけて朝、校門に立ち、挨拶運動と同時に行いました。また、「ピンクシャツ運動」の説明看板を立てかけ「いじめ」に関心を持つように声かけを行いました。
南伊勢高校度会校舎は、家庭・社会と協力し、いじめを絶対に許さない体制のもと「いじめ防止活動」に取り組んでいます。