5mで測る。右左両眼で、3つ正解ならそのところの視力があるとする。
30cmで測る。読書距離。
一番自分の読みやすい位置で読んでいる時の距離で測定する視力。
・3歳程度からの知的レベルを要する。
・例えば0.05と0.02を比べれば、少しの差ではあるが、その違いは大きい。正確な視力測定をして把握することが大切。
・2歳半からの知的レベルを要する。
・鳥、蝶、魚などから選ぶ。
・2歳からの知的レベルを要する。
・うさぎの顔の中の目の大きさの違いで評価。
・0歳から可。
・しましま(縦縞)が描かれたうちわのようなものを隠して、見せる。そっちを見たら、見えているということ。しまの幅をだんだん狭くしていくことで、 どこまで見えているかがわかる。
・転がるボールを目で追うか、など。
・遠用弱視レンズと近用弱視レンズ
・就学前に、目と手の協応を図る。
近用レンズで、点と点を結ぶ→
見本どおりに写す→
文字指導→
絵カードによる認知500枚→
遠用レンズによる絵カー ドの認知
・「年少弱視児用弱視レンズ基本訓練プログラム」、
「弱視レンズ広視野空間探索訓練プログラム」、
「弱視レンズ短期訓練プログラム」、
などがある。
例:
校内の様子(生活)、
対象な図形(算数)、
公共施設の見学(社会)、
季節ごとの虫さがし(理科)、
身近な景色(図工)、
型紙(家庭)
など
・第1画目に注意して指導する。
・鉛筆の腹で書くことが多いので、先のとがった鉛筆か、シャープペンシルを使うようにする。
・1画1画筆記用具を上げさせ、ひげをつけさせない。
・「弱視児用用具使用技術指導プログラム」があり、領域T〜Wに分けて5段階で示されている。
例として、領域Tは押す・引く・押さえる操作を中心とした作業となっており、
・「弱視児用作図指導プログラム」があり、作図器として、 ものさし(1・2年)、
コンパス(3年)、
分度器(4年)、
三角定規(4年)
が3段階に分けて書かれている。
・コンパスの使用は練習が必要で、芯をずらさないことと、針の先を黒くして見やすくすることが大切である。
視覚障害についての発信は盲学校からもっとしていかなくてはならない。
・奈良県は高校入試に点字がある。個別配慮もある。
・単眼鏡は使い方に慣れていないと、板書を写すのに一生懸命で授業が聞けないこともある。
・黒字に白の文字と白地に黒の文字の場合では、黒字に白の文字の方が識別能力は3倍ほど上がる。
・点字使用への踏み切りは、失明してから。それまでは残存視力を活用。ただし墨字の読速度が遅い場合(3年間くらいやってみて)は、点字に切り替えた方が良い。
・稲本正法他(1995):教師と親のための弱視レンズガイド、コレール社