宮川への灯油漏洩についてのお詫び
地域住民及び昴学園高校関係者の皆様
このたび宮川への灯油の漏洩がありましたことについて、地域住民及び学校関係者の皆様には大変ご迷惑とご心配をおかけしたこと、大変申し訳なく存じます。
令和３年９月末に本校きらら寮の地下埋設配管から灯油漏れが判明しました。判明後はただちにバルブを全閉し漏洩を止めるとともに、配管を改修しました。令和３年１１月から令和４年１月にかけて専門業者による土壌調査を実施したところ、漏洩した灯油が寮敷地内の地中に滞留していることが推定されましたので、２月中旬から滞留する灯油の回収作業を実施しておりました。その間、１月に学校の上流と下流で実施した宮川の水質検査においては、油は検出されませんでした。
令和４年３月１日、隣接する宮川に油膜があると住民の方から大台町に通報があり、町がオイルフェンスを設置し油の回収作業等を行っていただきました。
町が原因を調査したところ、学校裏側の谷付近から水に混じって油がしみ出していることが確認されました。学校敷地内に滞留している灯油の一部がにじみ出たものと思われることから、学校におきましても３月２日及び３日に発生個所付近にオイルフェンスと吸着マットを設置し拡散防止の対応をいたしました。現時点では、川面に油膜は確認されておらず、魚類への被害も確認されてはおりません。
清流宮川を汚すこととなり地域の皆様に大変なご迷惑をおかけしましたことと、学校関係者の皆様に大変ご心配をおかけしましたことを深く謝罪いたします。今後は、引き続き河川の漏洩個所周辺の状況を監視するとともに、学校敷地内に滞留している灯油の回収について進めて参ります。
校長 中村 聖一