三重県立盲学校

センター化を目指した取り組み

三重県立盲学校 研究部

1 はじめに

 本校では新学期が始まる4月、研究部が主催し、新入教職員対象に視覚障害教育の初歩的かつ基本的な知識や技術などを、新任者研修として行ってきた。点字・歩行・弱視・視聴覚機器など盲学校での教育活動に必要不可欠な内容である。しかしこれまでは、そういった事項の研修の機会はこのときのみで、それ以降は個人あるいはサークルで研鑽をつむのみであった。

 そこで昨年度から、センター化を見据えた取り組みのひとつとして、従来からやってきた学部単位での研修以外に、「視覚障害教育に必須である事項の研修」に全職員で取り組む体制作りを提案した。学部の壁を取り払った縦割りの研修グループとし、各人が興味・関心のある項目について取り組むことにより、教員一人ひとりがより専門性を身につけ、全教職員がボトムアップすることが目的である。

 点字・歩行・弱視は、盲学校独自の専門的な分野として、また福祉については、最低限知っておくことが望ましい研修内容であろうとの判断から、4グループを設定した。このグループ別研修は年間5回の設定であったが、夏季休業中や目標設定により、適宜追加した。講師は基本的に校内の教職員とし、全体研修では外部の講師を招いての講演会を行った。

以下は、その概略である。



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