進路指導

津東高校の進路指導

国公立大学の推移

 22年度卒業生の進路状況は、大学進学261名、短期大学進学14名、専門学校進学26名、公務員就職1名、進学待機8名となりました。地元三重大学に11名、三重県立看護大学に5名合格しました。その他の合格大学と人数については「卒業生の進路」をご覧ください。


 盛んに報道されているとおり、大学進学希望者より入学定員の方が多い「大学全入時代」を迎えたと言われています。しかしそれは入試が楽になったということではありません。「人気があって入学が難しい大学」と「定員割れして誰でも入れる大学」に二極化しているという実感があります。今後は定員が確保できず、募集停止になる大学・短大・専門学校がますます増えることが予想されます。また、希望者は進学できる時代になったということは、「大学に入学した、卒業したというだけでは意味がない時代」になったと言えます。社会に出たときに、どの大学で何を学びどんな力がついたのかがますます問われるようになります。


 進路選択に当たっては、安易に「入れる大学でよい」と考えるのではなく、「その大学で何を学び、どうなりたいのか」「募集停止になる可能性はないのか」「自分の望む研究ができる設備があり、指導する教員がいるのか」「一緒に夢に向かって努力する仲間がいるのか」「教育内容に見合った学費か」等をしっかり見極めることが必要です。


 津東高校では、社会の現状を知り、自分の将来を考える機会となるよう、キャリアガイダンスや、大学出前講座、大学見学会、探究学習等を多数実施しています。また確かな学力をつけるよう、基礎力補講、夏期補講、平日補講、土曜補講、校外模試等も行っています。生徒1人ひとりが、自分にとっての「良い学校」をよく考えて選び、入学後や社会に出てからも通用する学力をつけて第一志望に合格できるよう、サポートしていきます。