はじめての飛行機 ~修学旅行1日目~

9月28日(水)~30日(金)の2泊3日で、2年生が北海道に修学旅行へ行きました。
朝8時過ぎにバスに乗り、たくさんの先生や生徒に見送られながら南勢校舎を出発し、セントレアに向かいました。セントレアでは、昼食のための自由時間を過ごした後、保安検査場へ。「引っかかったらどうしよう」とそわそわする生徒たち。無事に保安検査場を通過し、いざ飛行機に乗りました。はじめてのフライトに緊張する生徒たちの表情に、こちらも緊張してきます。雨のおかげで揺れる機体に身を任せて、なんとか離陸。笑顔でピースする生徒。目をつむり、何かをこらえる生徒。ただただ放心状態の生徒。生徒一人ひとりにとって、忘れられないはじめての飛行機になったことでしょう。

新千歳空港に到着するとうすく雲の広がった秋の空が見えました。湿度の低い空気にびっくり。荷物を受け取ったあとバスに乗りサケのふるさと千歳水族館に向かいました。バスガイドさんから、「サケはこの時期に千歳川を遡上してくるのだけれど、日によって、遡上したりしなかったり、あるいは遡上していても2、3匹しか見られない、という状況である」という説明を受けました。「誰が最初に見つけられるでしょうか」というガイドさんの言葉に目を凝らす生徒たち。ところが、そこには千歳川を優雅に遡上するたくさんのサケの姿が!これには、生徒も教員もびっくり。みんなサケの姿に釘付けになって、カメラを構えていました。まるでサケが私たちの旅行を歓迎してくれているかのようでした。

千歳水族館を後にし、バスで2時間くらいかけて、ニセコにあるホテル甘露の森に移動しました。車中では、ガイドさんによる北海道には居ない生き物の話題で盛り上がりました。北海道ではクマが出るのに、南伊勢町では頻繁に見るイノシシやサルやゴキブリはいないという事実にびっくりしました。19時頃にホテルに到着し夕食をとりました。ホテルには露天風呂やサウナのついた大浴場があり、生徒たちは1日目の疲れを癒やし、眠りにつきました。