昭和26年の文化祭③ パンフレットの広告

 (2012.11.25/21:33公開)

 

 パンフレットに掲載されている広告を、すべて列記します。
 広告も、すべて手書きです。

 

 当時の電話番号は、3桁までだったようです。
 電話交換手が顧客からのリクエストを訊いて、希望する相手に線をつないでいた時代です。

 

 「祝 文化祭 1951.12.1」
●前田文具店 電話159番
●山川書店 電話462番

 

 「祝 名高文化祭」
●書籍 雑誌 文具 事ム用品 岡村書店 名張市本町 電話23番
●内科小児科 X線 泌尿器科 深井医院 名張市本町 電話341番
●呉服と服地 良い品安い店 辻丁字屋呉服店 名張市本町 電話112番

 

 「祝文化祭」
●高等学校前 山村自転車店 光号 サンスター号 伊賀代理店
●名張新町 黒田硝子店 電十六番
●平和堂書店 名張町カヂ町 電52番
●卒業寫眞は→川地寫眞館へ 電223
●上本町 沢手芸品店 電138
●冬の洋品雑貨と服生地 加 岩本洋品店 いつも良い品 電229
●いつもおいしいお菓子 山城屋 名張中町 電411

 

 今も、現存するお店があります。
 本校出入りの業者もあります。

 

 現在の本校学校祭(2009年度から「学校祭」呼称を使用)では、パンフレット製作はしていません。
 生徒が名張市内に広告をお願いに行く伝統は、吹奏楽部の定期演奏会(毎年9月開催)のパンフレット製作に活きています。

 

 当時の名張高校の「熱」を感じるのに、この度のパンフレット寄贈は大変有意義でした。
 伝統校の重みを感じつつ、生徒の成長を促し、現下の課題を克服するための学校運営は、今日も続いていきます。

 

 

 

 

 

 

[写真は、昭和26年の名張高校の文化祭パンフレット表紙(6~7ページ目)]
(2012.11.21撮影)

 

 

 

 

 

 

[写真は、昭和26年の名張高校の文化祭パンフレット表紙(8~9ページ目)]
(2012.11.21撮影)




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