授業10 プレゼンテーション技術 大阪へ出張

 (2012.11.26/17:42公開)

 

 3年生のベンチャービジネス系列の授業です。
 先週、インターンシップに行ってきました。

 

 高校生のインターンシップやアルバイトでありがちな、単純労働ではありません。
 ビジネスモデルや商品開発を構想する体験講座です。

 

 授業では、4つの企業の商品開発などを各グループに分かれて構想していますが、今回はそのうちの一つのグループ(6名)が、実際に当該企業にお邪魔して、自分たちの構想の完成度を観て頂きました。
 下掲写真の通りです。

 

 参加した生徒のコメントです。

 

 班のリーダーOくん(丸山中学校出身)のコメント。
 「自分たちが思っている以上に、一般の人の声を拾おうとするなど、商品開発について企業としてしっかりしていたという印象です。自分たちはアイデアはたくさん出てくるけど、企業側は一つのアイデアをめちゃめちゃ深く追求しようとしていて、自分たちはできていないことが多いなぁと感じました。」
 「企業側から与えられていたミッションは、『人が生きる原点を支える、世界に通用する新商品を開発する』というものでしたが、『人が生きる原点』って何だろう‥、というところから、みんなでかなり悩みました。」
 「今後は(12月6日の授業での発表に向けて)時間が少ない中での作業になりますが、あせってまとめるのではなく、じっくり落ち着いて考えて、みんなで良い提案をしたいです。」

 

 班員のOさん(霊峰中学校出身)のコメント。
 「商品開発のアイデアや内容のことだけでなく、多くの意見が出てきた場合のまとめ方も教えてもらいました。グループの人たちはみんな個性的で、アイデアが多すぎてまとまりきれない雰囲気があったので・・。でも最後はみんなのアイデアを一つにまとめていかなくてはならないですが、原点が違うアイデアを無理に一つにまとめるのはよくないという指摘ももらいました。」
 「会社の設備がすごかったです。単にきれい、大きいだけでなく、節電や節水の意識が学校以上に徹底していると思いました。」

 

 今回の貴重な体験をもとに、このグループを含めて12月6日の授業で、商品開発のプレゼンテーションを行います。

 

 本日午後、受け入れてくださった企業の方から、本校の授業担当者に以下のようなメールが届きました。
 一部を紹介します。

 

 「プランについては、本当に良い悩みをしているな、というのが私の印象です。」
 「良いチームですし、何よりも先生の彼らを見守る姿勢に心打たれました。」
 「ここからまとめて、アウトプットされるプランが本当に楽しみです。」

 

 本校の授業および生徒のために、お忙しいところ時間を割いて頂き、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

[写真は、大阪市北区の大和ハウス工業(株)本社にて、本校「プレゼンテーション技術」の「大和ハウス」班の生徒]
(2012.11.22撮影)




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