ソフトボール部 2012年10月の活動

 (顧問が執筆)

 陽が短くなっているので、それに対応した練習にシフトしています。
 17時を過ぎると、その暗さから動体視力が落ちてきます。曇りの日は、なかなか厳しいものがあります。
 (少なくとも顧問の視力は、選手に比べて弱いので。)

 

 ティー打撃、坂道ダッシュやベースランニングなど、暗くなってからもできる練習は後回しにして、明るい時間帯に守備練習を優先して行うようになりました。特に公式戦前は、そうしました。しかし顧問が会議等でグラウンドに登場する時間が遅い日は、第一グラウンドで、照明灯の下でノックをすることもありました。
 練習メニューを臨機応変に検討することも、「気づき」「先読み」を鍛える貴重な経験です。

 

 10月は、定期考査(後期期末考査①)がありましたが、それ以外はふだん通り、活動しました。
 合同チームを組んでいる上野高校さんは、定期考査に加えて月末に修学旅行(2年)がありました。

 

 10月06日(土) 奈良朱雀高校と練習試合[於:名張高校]
 10月07日(日) 登美ヶ丘高校、郡山高校と練習試合[於:奈良情報商業高校]
 10月08日(祝) 三重高校、松阪商業高校と練習試合&合同練習[於:松阪商業高校]
 10月27日(土) 上野高校と合同練習[於:上野高校]
 10月28日(日) 新人大会が雨天順延に。午前練習。
 10月31日(水) 翌日の学校祭に向けた準備。図書室「読書ポーズ写真コンテスト」設営のお手伝い。
 11月03日(土) 新人大会2回戦(初戦)。上野・名張0-7鈴鹿(7回)。[於:いなべ総合学園高校]

 

 定期考査のため、対外試合は日程的な偏りがかなりありました。
 私たち合同チームと対戦してくださった高校の皆さまに、感謝申し上げます。

 

 その都度、我がチームに足りないものに気づかせて頂きました。
 またふだんは離れ離れで活動している2校の選手・顧問に対して、「もっとできるようになりたい。」「もっと2校で一緒に活動したい。」という気持ちを与えて頂いたと思っております。

 

 昨日(2012.11.3)、新人大会を戦ってきました。
 選手には、「相手校の強さに関係なく、この試合で『練習の成果を出し切れた。』という気持ちをしっかり残すことができれば、半年後の公式戦(春季大会)までのしんどい冬トレーニングを頑張れるはずだ。」と伝えていました。
 結果は大敗でした。何とか7回フルイニングのゲームができた(コールドゲームを避けられた)という試合展開でした。
 相手校は、個々のプレーの完成度に勝り、加えてチーム内の決めごと・連携、選手と顧問の距離感で優位に立っていました。

 

 試合直後は、「今の実力でも、もっとやれた。」という思いでいっぱいでした。
 安易に「今の環境、今の実力の範囲内では、よく戦ったじゃあないか。」とは思いたくない気持ちでした。

 

 しかし直近の練習試合は、3日間(2012.10.6~8)で7試合を消化しましたが、6敗1引分という結果でした。
 7試合で80失点(16得点)しました。奈良朱雀高校戦では、1イニングで13失点した回がありました。
 つまり「大崩れ」する守備の残像が、選手にも顧問にもありました。
 その中では、今回の公式戦は7回で13安打(2四球)を打たれながら、7失点で抑えたことは、相応の評価をする必要があります。2失点以上のイニングは、ありませんでした。
 目の前の対戦相手と向き合って、「何とかこのチームの上を行きたい。」という気持ちを抱いてしまうことには、禁欲的でなくてはならないのでしょうか。この敗戦は、「相手チームの問題よりも、自分たちの問題」であることを、受けとめたい気持ちです。

 

 「このゲームを経験して、この合同チームで、もっと頑張りたいという気持ちになれたか?」
 「このゲームを経験して、冬場の『おもしろくない』体力向上系の単調なトレーニングを頑張って、もっと基礎的な力をつけたいという気持ちになれたか?」

 

 前者については、「もっと一緒に練習したいです。」という回答が名張高校、上野高校の双方の選手からありました。
 来週土曜日(2012.11.10)、上野高校の土曜授業の終了を待って、午後から上野高校グラウンドで合同練習をします。明治校舎の前に広がるグラウンドです。この予定は、今回の試合後に急遽、決めました。この気持ちの熱さは、大切にしたいです。
 後者については、選手間に温度差があります。課題。

 

 最後に、学校祭「読書ポーズ写真コンテスト」のお手伝いについて。
 顧問が(事実上個人的に)企画している活動(6年連続6回目)に、ここ3年間、ソフトボール部に協力してもらっています。
 2年前の学校祭(2010.10.1~2)では、秋季大会で県4強に入らせて頂いたその直前に設営し、準決勝(名張2-4四日市商業)・表彰式を終えたその日に帰校して、その足で会場の片付けをしたことがありました(学校祭2日目は公欠)。このときの「雑用力」はとても良好で、その流れで昨年度も今年度も手伝ってもらっています。
 昨年度も(前年度の経験者がいたので)過去最高の雑用力でしたが、今回も良好でした。お互いに声を掛け合って、楽しそうに能動的に取り組んだことが、作業の進捗を早めていたと思います。
 なお今回の読書ポーズ写真は計82点を出展しましたが、そのうちソフトボール部の生徒がモデルを務めた写真が4点ありました。
 そのうちの一枚と同じ背景の作品を、掲示します(実際には同じ背景の、別の写真を出展)。

 

 中学生の皆さんへ。
 名張高校ソフトボール部は現在、部員5人で活動しています(このうち3人は高校から競技開始)。
 少人数でも、このような活動をしています。
 ここまでの活動は、できます。
 応援してくださる他校の関係者にも、恵まれています。

 

 集団競技の中で、「必要とされる」大きな存在になりませんか。
 もし名張高校が不満であれば、上野高校ソフトボール部はどうですか。

 

 「高校生活を、毎日のように大声を出して、めちゃくちゃ頑張りたい。」
 「一度しかない人生、『青春のど真ん中』を全力でかけぬけたい。」
 そんな気持ちのあなたを、心から歓迎します。

 

 

 

 

 

 

 [写真は、松阪市の松阪商業高校にて、同校と練習試合(守備側が上野・名張高校)]
 (2012.10.8撮影)

 

 

 

 

 

 

 [写真は、伊賀市の上野高校・明治校舎にて、読書ポーズのモデルを務める名張高校ソフトボール部員]
 (2012.10.27撮影)




Wide info - Template Powered by Wideinfo - For Tips and Tricks - Latest Internet News