授業08　産業社会と人間　卒業生講演会

　本日２限、１年生の「産業社会と人間」は、本校の卒業生４名を招いて講演会を開きました。
　講師の４名は、次の通りです（講演順）。

 

　數田聖奈さん　　大阪夕陽丘学園短期大学［大阪市］２年
　鳥丸沙織さん　　ＮＲＢ日本理容美容専門学校［大阪市］２年
　藤原みつきさん　四天王寺大学［大阪府羽曳野市］３年　＊教育実習生
　大野瑞貴さん　　立命館大学［京都市］４年　＊教育実習生

 

　今現在、自分の頑張りたい分野に踏み出している（踏み出そうとしている）皆さんです。
　それぞれが、自分がその分野を選んだ動機や経緯、そして名張高校在学中のことを具体的に話してくれました。

 

　數田さんは、本校在学中は硬式テニス部の主将として頑張っていました。
　講演では、自身がパティシエに関心を持つにいたった経緯を、話してくれました。
　最後に在校生に対して、進路を決めるにあたっては「自分と向き合って、一人で抱え込まずに、周りに相談してください。」とエールを送ってくれました。

 

　鳥丸さんは、本校在学中は学校行事等で、クラスや講座をリードする大きな存在でした。
　在校生に対しては、「今しかできないことを『全力で』頑張ってください。今、いっぱい遊んでください。でもメリハリが大事です。専門学校では専門の勉強だけになるので、高校生のうちに幅広く勉強してください。」と言っていました。

 

　藤原さんは、本校在学中に将来の進路を真剣に悩み、周囲に自分の適性について意見を求めながら、「人の悩みを聴く」ことに向いているのではないかという答えを導き出し、そこから進学したい大学に向けた受験勉強が本格的にスタートできたという経緯を具体的に話してくれました。また安易な気持ちで大学に進学することを戒める趣旨の話をしていました。
　今、教育実習中です。養護＆保健の先生になるための勉強を続けています。

 

　大野さんは、本校在学中は女子柔道部の主将で、個人・団体合わせて４度、県優勝を果たして全国大会に出場しました。
　名張高校に進学するにいたった経緯、本校在学中の部活動生活＆どのような勉強していたのか、大学進学後に成長できたこと等について、具体的に話していました。高校時代の部活動とは異なる大学の体育会系の「きびしい環境」についても、話してくれました。
　今、国語の免許状取得のために教育実習を頑張っています。

 

　講師の皆さん、母校の後輩のために貴重なお話を聴かせてくださり、ありがとうございました。
　１年生の皆さん、今回の貴重な話を糧に、自身の進路選択について今一度よく悩んでください。

　

 

 

 

 

 

 

　［写真は、本校・総合棟プレゼンテーション室にて、１年産社・卒業生講演会］
　（2012.9.12.11:44撮影）