ものづくり工学科
ものづくり工学科では、「ものづくり」を基本として、機械や電気・電子に関する実践的な技術等の基礎・基本を学びます。特に、実習・実験を多く取り入れて工業全般にわたる技術・技能の習得と基礎知識の理解を深めます。また、地域連携として、学校外部から各分野で第一線で活躍されている方々を講師としてお招きし、実践的に多様な「ものづくり」を学びます。(教科「地域産業」: 織物、木工、トンボ玉や伊勢型紙など)
ものづくり工学科では、専門教科の学習だけでなく、情報技術・計算技術・第二種電気工事士・ガス溶接技能講習修了・危険物取扱者乙種四類などの資格指導も行っています。
機械・電気電子・木工等に関する多くの「ものづくり」に接することで、将来の夢や職業・自分の可能性に出会うかもしれません。私たちは、「ものづくり」に関心を持ち、基礎から学び直し自立を目指す生徒を求めています。
ものづくり工学科を卒業するためには、工業等の専門科目を25単位以上習得することが必要です。以下、参考として夜間部における工業等の専門科目(4年で卒業する場合の履修例)を示します。
1年次 社会と情報 工業数理基礎 工業技術基礎(機械・電気の基礎的な内容)
2年次 実習①
3年次 製図① 機械設計 地域工芸学G 電気基礎① 実習②
4年次 電気基礎② 地域工芸学K 実習③ 課題研究 機械工作 製図②
工業技術基礎と課題研究は必履修科目です。必履修科目とは、ものづくり工学科を卒業するために、必ず履修しなければならない科目のことです。また、必履修科目ではありませんが、工業数理基礎、製図と実習は工業の共通の基礎科目ですから必ず履修するようにします。