公開講座への取り組み

三重県立盲学校 下田典子

4 今後の展開と課題

参加者のアンケートを受けて考えられることは、今後もこうした視覚障がい児・者に関わる教職員対象の公開講座の必要性である。広く浅い内容ではなく、 年間を通して、本校で行なっている専門性向上のためのグループ別研修 や新任者研修会、外部講師を招いての研修会等の参加を呼びかけていくことも、考えていかなくてはならないであろう。また校内で行なわれる県内教職員対象の公開講座以外にも、校外では参加対象を広く一般とした公開講座を教育支援部が中心となり行なっている。その内容は県内各所にスクールバスで出向き、教育相談を含め、視覚障がい教育に欠かせない音声対応パソコンや拡大読書機、弱視レンズ、 教材教具 などの展示や説明なども行なっている。こういった試みも今後継続的に行ない、県下全域に視覚障害教育に関して広く啓発していく予定である。


1 はじめに
2 公開講座の実際
3 アンケートから(参加動機などの抜粋)
4 今後の展開と課題


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