西原まつり参加 ~琉球の仲間とともに~

10月24日(土)~25日(日)、SBPの2人が沖縄県西原町で開催された「第20回西原まつり」に参加しました。
西原町では、私たちのSBPの活動を知り、平成26年(2014)年度から全国で2番目のSBPである「西原町スチューデントソーシャルビジネスプロジェクト(NS2BP)」が発足しました。西原町に住む高校生と琉球大学の学生、西原町役場の職員で活動されています。

また、私たちSBPの他に、沖縄県宮古島の「高校生仕事クラブ」の2人も参加しました。「高校生仕事クラブ」は、地元の食材や料理を生かして商品開発から製造や販売、経理など、実践的な経営を学び、就業意識を高めていく活動です。

南伊勢SBP、西原SBP、仕事クラブの3団体が1つのテントで、それぞれの活動紹介や商品販売などを通して交流しました。

西原まつりは2年に1回開かれる大きな祭りで、2日間にわたっていろいろな出店やステージパフォーマンス、花火などがあります。前回のまつりは台風のために中止となったため、4年越しのまつりです。今回も台風が近づき、まつり開催が危ぶまれましたが、みんなの願いが通じたのか、無事に実施されました。

1日目は15分おきに、晴れと大雨を繰り返す“沖縄らしい”天気でした。2日目は晴天に恵まれました。SBPはたいみー焼きのふるまいと南伊勢町の特産品の販売をしました。NS2BPからも何人かの生徒が助っ人で販売を手伝ってくれました。「南伊勢」「たいみー」「でこたん」「ソマカツオ」など地元では当たり前なことも、一歩外に出れば、いちから説明する必要があります。生徒たちはたくさんの人たちに、自分たちのこと、商品のことを丁寧に説明しながら販売をしました。子どもからおとなまでたくさんの人が商品を購入してくれました。なかなか思うように売れませんでしたが、商品を販売することの喜びと難しさを学ぶ良い機会となりました。また、西原町、宮古島で活躍する仲間たちとの素敵な出会いの場となりました。