インターンシップの舞台裏
(2013.2.1/9:46公開)
3日間のインターンシップを終えて、2年生は本日から学校での平常授業に戻っています。
少なくとも今日一日は、2年生の間では自分たちが体験してきたインターンシップの話題で盛り上がることと思います。
2年生の皆さんには、ぜひ、大いに情報交換してください。
この3日間、いろいろな事がありました。
各現場で、従業員の方々に導かれながら、ふだんの学校生活では(少なくとも教職員の前では)あまり見せないような積極的な姿勢で研修に取り組んでいる、2年生の表情に触れることができました。最大の収穫です。この就労体験を通して、自分なりの職業観をもつきっかけを得たのではないでしょうか。
一方で、上手く研修ができなかった2年生もいました。
今回はあくまでも「素人の就労体験」なので、仕事自体が思うようにできないことで、受け入れる側のお叱りを頂戴するケースはあまり無かったと思います。しかし「ふだんの学校生活の甘さが、実社会では通用しない」ということを、当該生徒はよく感じる必要があります。
なお前週のインフルエンザ流行にともなう2年次の学年閉鎖により、一部の病院や介護施設でのインターンシップが中止になりました。
この期間中の当該生徒の研修のために、急遽、下記の専門学校に出前講座をお願いしました。
当方の急な申し出にも、迅速に丁寧に対応して頂きました。
専門学校の関係者の皆さまには、感謝しています。
●ユマニテク看護助産専門学校(四日市市) 受講4名 1~3日目 各日10:40~15:15
●ユマニテク医療福祉大学校(四日市市) 受講5名 2~3日目 各日10:00~15:00
[写真は、本校・国際文化室にて、看護師資格をもつユマニテク看護助産専門学校の講師の方に導かれて、模型を使って点滴を打つ練習をする本校生]
(2013.1.30/14:36撮影)
[写真は、本校・国際文化室にて、ユマニテク看護助産専門学校の出前講座、聴診器で自分の心臓の音を聴く実習]
(2013.1.30/14:43撮影)
※こちらの専門学校では、入学後に全員が「マイ聴診器」を購入するという。
本日から、インターンシップの事後活動です。
2年生は、日誌の完成、礼状の執筆があります。
また受け入れ先の企業・公共機関様にはアンケートをお願いしていますので、後日、各担当教員が受け取りにうかがいます。
各企業・公共機関様には、「業務の増進」の観点からは、何も得ることのない高校生のインターンシップ企画でした。本校生のために仕事を割り当てたり、仕事の手を止めて本校生に仕事を教えたり、業務の効率を考えたらマイナスの部分が多かったと思います。
それでも名張高校の教育活動のために、ご協力を頂いたことに心から感謝申し上げます。
本当に、お世話になりました。ありがとうございました。