柔道部 新人大会・女子団体で優勝 全国へ
（2013.1.26／22:51公開）
本日、名張市武道交流館いきいき（名張市）にて、柔道競技の県新人大会・団体戦が行われました。
前週（2013.1.19）の個人戦に続く、公式戦でした。
本校は「女子団体」に出場し、優勝しました。
全ての試合で一本勝ちし、しかも相手選手に全くポイントを取られない勝利でした。
以下の通りです。
●準々決勝 名張 不戦勝 稲生
●準決勝 名張 ３ － ０ 鈴鹿
榎本里緒 一本勝ち
濱地更奈 一本勝ち
南出千尋 一本勝ち
●決勝 名張 ３ － ０ 亀山
榎本里緒 一本勝ち
濱地更奈 一本勝ち
南出千尋 一本勝ち
エントリー選手は、榎本里緒、濱地更奈、南出千尋、榎谷ともみ、中村朱里の5選手でした。
高校柔道の女子団体戦は3人ずつで試合をしますので、エントリー5選手のうち、3人の選手が実際に試合に出場します。
名張高校は当日朝の練習の内容で、最終的に出場選手を決めました。
前週の個人戦で、本校は全5階級中4階級を制覇していて、女子の全部員が個人で3位以内に入る実力を持っていましたので、部内での競争がとても大変でした。
加えて、この一週間は校内にインフルエンザが流行して2年次（2013.1.24～25）と3年次（2013.1.23～25）が「学年閉鎖」になり、2年生は部活動をすることができませんでした。主将の選手は実際にインフルエンザに感染してしまい、この一週間は全く練習ができず、前週に個人優勝していたものの、この度の団体戦の出場選手には入りませんでした。
代わりに出場した1年生選手はその期待に応えて、優勝に貢献しました。
「層の厚さ」を物語っています。
［写真は、新人大会・女子団体の準決勝（vs.鈴鹿）を戦う中堅・濱地更奈］
（2013.1.26／13:50撮影）
※写真の撮影場所は、すべて名張市武道交流館いきいき（名張市蔵持町）
［写真は、新人大会・女子団体の準決勝（vs.鈴鹿）を戦った大将・南出千尋］
（2013.1.26／13:52撮影）
［写真は、新人大会・女子団体の決勝（vs.亀山）直前の3選手］
（2013.1.26／14:18撮影）
［写真は、新人大会・女子団体の決勝（vs.亀山）直前の先鋒・榎本里緒］
（2013.1.26／14:19撮影）
※写真左に座っているのは、顧問の宮下豊先生。
［写真は、新人大会・女子団体で優勝し、決勝戦直後に選手に握手する顧問の宮下豊先生］
（2013.1.26／14:22撮影）
以下、関係者のコメントです。
●先鋒・榎本里緒さん（2年）のコメント。
「先週、個人戦で負けていたので、今日は勝ちたいと思って来ました。勝ててよかったです。」
●中堅・濱地更奈さん（2年）のコメント。
「とにかくホッとしました。私たちは、団体戦では絶対に負けられないので、（一週間不在の主将に代わって主将の代役を果たしたため）強いプレッシャーを感じていました。練習では主将がいちばん声を出す選手なので、全く同じ存在にはなれなかったですが、勝ててホッとしています。」
●大将・南出千尋さん（1年）のコメント。
「（当日朝のメンバー変更で急遽試合に出場することになったが）緊張はしなかったです。先輩たちが先に2つ勝ってくれていたので、楽な気持ちで試合に入れました。」
●主将の榎谷ともみさん（2年）のコメント。
「勝ててよかったです。これから（3月開催の）全国選抜大会に向けて練習します。今以上に技や力、特に体力をつけていきたいです。そして大切なチームワークもさらに高めていきます。部内のレギュラー争いをもっと盛んにして、みんなで力をつけていきたいです。私もレギュラー（団体戦に出場できる3人）争いをする一人として、頑張っていきます。」
●顧問の宮下豊先生のコメント。
「よく頑張ったと思う。初戦（準決勝の鈴鹿高校戦）は動きが硬かったが、全体として内容的には悪くなかった。高校生のすることなので、どれかの試合でポイントを取られて精神的に動揺することだけを心配していたが、特にそのような場面は無かった。これから全国大会に向けた準備をします。ここからが大事です。」
本日優勝した「女子団体」と、先週の「女子個人」で優勝した4選手は、3月に日本武道館（東京都千代田区）で行われる全国選抜大会に、三重県代表として出場します。
校内では、全国選抜大会に出場する選手たちにエールを贈る目的で、2月末に壮行会（全校集会）を行う予定です。
「名張高校で柔道をする」ことを目的に、本校に入学し、日々の練習に取り組んでいる選手たちです。
選手、顧問、保護者の方々など関係者の皆さまの、日常の部活動やこの大会に懸けてきた気持ちを聴かせて頂き、執筆者としても非常に有意義でした。
おめでとうございます。
★参考バックナンバー
「柔道部 新人大会（個人）の結果」（2013.1.19付けブログ）
