ようこそ!三重県立紀南高等学校のウェブサイトへ

「生徒には希望を 保護者には夢を 地域には信頼を」

これが紀南高等学校の目指す学校像です。

三重県の最南端に位置する本校は、平成19年に高等学校としては全国で2番目(3校目)、県内では初のコミュニティ・スクールに指定されました。

本校では少人数授業や授業のユニバーサルデザイン化を推し進め、「就労体験(インターンシップ)」や「地域産業とみかん」等、地域に密着した授業を設置したり、JR東海と連携した津波避難訓練、御浜町との合同防災ワークショップ、「学校防災ボランティア事業」への参加等の「防災学習」を実施したりして、学校の魅力化を図ってきました。

また、令和3年度には、夏休みに行われる「高校生活入門講座(オープンスクール)」に参加する中学生に喜んでもらえるようなクリアファイルを作成しようと、美術部員が本校のマスコットキャラクターである黒猫の「きにゃん」と白猫の「きにゃこ」をデザインに取り入れたクリアファイルを作成し、好評を得ました。

きにゃんきにゃこ
クリアファイル

その他にも、地元の材料にこだわって商品開発をしている地元製菓の業者さんの全面協力を得てクリームサンドを作ったり、JRC(青少年赤十字)部が続けてきたアルミ缶の回収などを継続したり、御浜町役場や熊野エリア道の駅協議会に具体的な取組について相談を持ち掛けたり、さまざまな活動をしています。

きにゃん・きにゃこ
商品開発

 令和4年度には「防災きにゃんプロジェクト」と題して、「震災で悲しみを抱える人を作らない町づくり」を目指し、避難誘導のためのピクトグラム設置を目標に活動してきました。地域の事業所や個人から協賛をいただき、非常持ち出し袋「防災避にゃんセット」を開発、販売し、その売上金を御浜町に寄付するために取り組んできました。防災リーダーを中心にしたこの活動は、今後も継続していく予定です。

防災きにゃんプロジェクト

これらの活動をこのウェブサイトを通じてご覧いただければと思います。

三重県立紀南高等学校長  辻 孝明