学校長より

希望の輪をえがきつつ

本校は1974年に当時鈴鹿市に数多くあった紡績工場へ全国各地から働きにくる人たちのために、働きながら学べる昼間二部制の定時制高校として開校しました。1987年、国際化、情報化という時代の波を受け、応用デザイン科2クラス(商業デザイン・服飾デザイン・コンピュータグラフィックスの3コース)と英語科2クラスが併設され、全日制は本年度で31年目を迎えることになりました。

併設から今日までの間、国際化はグローバル化に、情報化はインターネット等の普及により膨大な量の情報が瞬時にまた世界規模で、パソコンやスマートフォン等で手軽に扱われるようになりました。

開校当初は、国際と情報との間に果たして共通点があるのか、という疑問すら抱く時代でしたが、IT技術の急速な進化に加え、鈴鹿市の外国人在住者が当時の4~5倍に増加していることなどから、自らが世界に目を向ける、向けないにかかわらず、着実にこの地域もグローバル化が浸透し、今や校内では日本語、英語のみならず様々な言語が飛び交うようになりました。

平成29年度入学生から、応用デザイン科のコースは商業デザインとコンピュータグラフィックスのコースを統合したビジュアルデザインコースに改編し、服飾デザインコース、美術コース(日本画・彫刻・油絵)の3コースとなりました。専門的な学習環境が整う中、三重県教育委員会のマスコットキャラクター「みえびぃ」のデザインをはじめ、県内外のシンボルマーク、ポスター等の多くを生徒が手がけ、公募展等での受賞も数多、また芸術大学等への進学を目指し制作活動に日々励んでいます。

英語科は1999年に英語コミュニケーション科に改編し、英語教育を中心に据えながら、異文化理解、多文化共生を旨とした学科へと変わりつつあり、これからまだまだ加速すると思われるグローバル化に対応した、地域と世界を結ぶグローカル人材の育成に尽力しているところです。

二つのユニークな学科を擁しつつ、また少人数ならではの細やかで丁寧な学習等の指導態勢の中、時代の要請に応じ、常に学校教育の最先端を歩み続けてきました。生徒一人ひとりの個性や独創性を花開かせ、未来を切り開き、変わりゆく社会を逞しく生き抜く力を育成する。

さぁ、あなたの思い描く未来を、ここ飯野高校から始めましょう。