デザイン、それはものづくりの原点であり
より良い生活のための提案である
紡織科、繊維工学科を経て平成3年に誕生した学科です。繊維という枠だけにとらわれずにデザインを「ものづくりの原点」として位置づけ、「より良い生活のための提案」という視点から、視覚伝達・工業・空間などすべてのデザイン領域にわたり充実した専門教員の指導の下で幅広く学習できる環境を実現しています。
new卒業制作展 優秀賞繊維デザイン科では、デザインを「ものづくりの原点」として位置づけ、「より良い生活のための提案」という視点に基づき、絵画や彫刻といった美術工芸の基礎から視覚伝達デザイン、工業デザイン、空間デザイン、情報メディア系のデザインなどを幅広く学習することができます。本科では、様々なテーマや表現技法による作品制作を通して相手のニーズの奥に隠れたインサイトを深く見抜く洞察力や、コミュニケーション能力を磨き、将来様々な分野において必要とされる「デザイン思考」を身につけることに重点を置いています。卒業年次には3年間の集大成として、卒業制作に取組みます。多様性に満ちた卒業制作展は、内外から高い評価を得ています。卒業後は進学する生徒が多く、公立美大・芸大や私立難関美大への合格実績も積み重ねています。
1.繊維デザイン科では3 年間の学習を通じて発想力・創造力・表現力を磨き、ユーザーの視点に立った人間中心の「デザイン思考」による問題解決能力を 身に着けると共に、創作活動を通じて「アート思考」を身に着け、「創造社会」において既成概念や固定観念にとらわれずに新しい価値を創造することができる人材の育成を目標としています。
2. デザインの学習において視覚的に情報を伝達する手段として不可欠なカラーコーディネーションの知識や文字情報の取り扱いについて基礎基本を身に着けます。
3.平面、立体、テキスタイル、CG、CAD、映像など様々な技法や、顔料、染料、 紙、木、布、金属、粘土、石膏、FRP、3D プリントなど様々な素材を扱い、 表現の可能性を広げます。
4.美術大学、芸術大学への進学に向けたサポートを充実させます。
5.地域社会からのデザイン依頼などにも積極的に応え、デザインの現場で実務を担える人材育成を目指します。
デザインを行う上で必要不可欠な力として、「観察する力」「発想する力」「表現する力」「伝達する力」があります。それらの基礎を身につけるために、絵画・彫刻をはじめ、美術・工芸・デザイン・情報などの様々な領域を学習します。
1年生で学習した基礎実習をさらに発展させて、より広く深くデザインを学び、作品制作を通してデザイン本体の意味を原点から考え、人間と物・環境・情報などの関係を見つめ、私たちのより良い生活のために必要なモノは何かという視点で研究・制作を行います。
1・2年生で学んだことを整理し、各種デザイン実習を積み重ねながら自分に合った表現方法を選択して、3年間の集大成としての卒業制作に取り組みます。自分が選択した表現方法について、担当教員の指導のもとで、より深く研究・制作することができます。
カラーコーディネーター検定/レタリング技能検定/織物設計検定/情報技術検定
そのほか危険物取扱責任者など他科主催の資格にも挑戦できます。
各種公募展、作品コンペティションなどに出品。(特選、入選など多数)
日本郵便/愛知製鋼株式会社/アイカ/アイブレーン/赤福/井村屋製菓/おやつカンパニー/永谷園フーズ/神路社/川島織物セルコン/健栄製薬/コスモスコーポレイション/サイネックス制作本部/JR東海/新生電子/シンフォニアエンジニアリング/スズキ自販三重/大享印刷/タキ/東和化工/株式会社西出/ニプロファーマ/パナソニック/万協製薬/宮忠/大紀町役場/三重県警察/陸上自衛隊/海上自衛隊 など
愛知県立芸術大学/秋田公立美術大学/尾道市立大学/金沢美術工芸大学/長岡造形大学/女子美大学/多摩美術大学/武蔵野美術大学/東京造形大学/東京工芸大学/名古屋造形大学/名古屋芸術大学/名古屋学芸大学/皇學館大學/京都芸術大学/京都精華大学/嵯峨美術大学/大阪芸術大学/奈良芸術短期大学/女子美術大学短期大学部/名古屋短期大学/嵯峨美術大学短期大学部/高田短期大学/鈴鹿大学短期大学部/文化服装学院/日本デザイナー芸術学院/名古屋デザイナー学院/名古屋コミュニケーションアート専門学校/名古屋ビューティーアート専門学校/あいち造形デザイン専門学校/トライデントデザイン専門学校 など