環境と技の調和

環境技術系列では、農業、野菜作り、環境に関わる学習を行い、環境を大切にして住みやすい社会を形成するために必要な力をつけます。また、実験・実習を重視する一方、各種資格取得を推進します。
系列の授業科目
2年次生
【農業情報処理】社会における情報化の進展と情報の意義や役割を理解して、情報に関する知識と技術の習得を目指します。
【グリーンライフ】地域との連携をもとに茶摘み、野菜栽培等の体験学習を実施します。
【林産物利用】体験を通して知識と技術を習得し、林産業への意欲・関心を育てます。
3年次生
【課題研究】農業に関する課題を設定し、その課題の解決を図る学習を通して、専門的な知識と技術の深化、総合化を図るとともに、問題解決の能力や自発的、創造的な学習態度を身に付けることを目指します。
【林産物利用】体験を通して知識と技術を習得し、林産業への意欲・関心を育てます。
【草花】草花の生産と経営に必要な知識と技術を習得し、草花の特性や生産に適した環境を理解するとともに、品質と生産性の向上及び経営の改善を図る能力と態度を身につけます。
2・3年次生共通
【総合実習】野菜の植物的特性や食生活における価値、農業の中での重要性などの理解を目指します。 栽培や観察など体験的な学習を通して栽培管理の基本的方法を理解し、栽培できる能力を養います。
【野菜】野菜の生産と経営に必要な知識と技術を習得し、野菜の特性や生産に適した環境を理解するとともに、品質と生産性の向上及び経営の改善を図る能力と態度を身につけます。
学習活動の様子

小型車両系建設機械や危険物取扱者など複数の資格を取得することができます。

外部講師による特別授業も実施しています。トヨタの森フォレストチャレンジに参加している木工作家による授業やJAの方による豆腐や味噌作りなどを学びます。

地域交流事業として地元の小学生と一緒に農業をおこないます。
取得可能な資格
●アーク・ガス溶接技能者 ●フォークリフト運転技能者 ●日本農業技術検定
●危険物取扱者 ●小型車両系建設機械運転技能者
系列の先輩からメッセージ
大田さん(令和2年度卒業)
私は、将来土木関係の仕事に携わりたいと入学時から考えており、2年次からは環境技術系列で学びました。授業では、特に環境や土木に関する分野に興味がありました。高速道路の建築現場見学では、最先端の技術を見学したり、授業では実際に土嚢作りやユンボ体験もでき、刺激的で印象深い授業でした。また、測量の授業は現在の仕事にも繋がっているので、学べて良かったと思っています。自分のやりたかった事が学べて、現在の林業の仕事に活かせている今は、日々とても充実しています。
