キラリ★卒業生7 ベンチャービジネス系列 2番・レフト

 (2013.3.9/8:13公開)

 

 野球部の3年生部員は、7月最後の公式戦を迎えるまで毎朝、後輩部員と共に正門前の掃き掃除と、自家用車等で出勤してくる先生方に挨拶する活動をしていました。
 競技技術の向上だけではなく、学校生活を送る上での基本的なこと(挨拶&服装等)、感謝の気持ちなどを、3年間を通してよく学ばせてもらっていた印象でした。
 今や学校行事の準備などには、欠かせない存在になりましたが、その野球部からもう一人、「文武両道」を実践した選手を紹介します。

 

 「俊足巧打」の選手で、とにかく足が速かったです。
 1年次の体育祭では、既述の上嶋くんと同じクラスのリレーの選手になり、「クラス対抗リレー(1クラス4人で走る)」で(上級生を差し置いて)優勝したり、2年次の体育祭では「100m走」で優勝するなど、ダッシュ力においては、校内では圧倒的な存在でした。最後の公式戦でのダイビングキャッチは、決して幸運だったのではありません。身体能力の高さから、外野手だけでなく投手も兼任していました。
 また本校では必ずしも数は多くない、公務員試験の合格者です。他人が休んでいる時にもコツコツ努力を積み重ねた結果、つかんだ合格でした。

 

[紹介]
 武島智志さん
 ベンチャービジネス系列 / 野球部
 伊賀市立青山中学校出身
 大阪府警察へ採用

 

[本人談]
 中3の時点で、私は将来の希望進路がまだ固まっていなかったので、募集の時点では学科を縛らない、名張高校を受験しようと思いました。
 実際に入学してみて、初めは簿記の授業でわからないことが度々あり、ベンチャービジネス系列に在籍していた2才上の兄(サッカー部)に、自宅で教えてもらったこともあります。兄からは「検定を取っておくと、後が楽だぞ。」と言われていたので、頑張って2年次に原価計算1級、3年次に会計1級に合格し、念願の簿記検定1級に合格しました。自分の時間割を自分でつくっていくこの学校のやり方は、納得して授業を取れるのでよかったです。
 野球部では、体力や技術力だけでなく、精神力が鍛えられました。最後の公式戦は「2番・レフト」で出場しましたが、自分の前方に落ちかけた飛球へのダイビングキャッチは、自分の中では高校3年間で最高のプレーでした。正直言って、3年次は部活や進路のことなどで色々ありすぎて、1・2年次の記憶はあまりありません。
 自分の体力と向上心を活かせる仕事として、警察官を選びました。採用試験に向けた勉強は、引退前からも徹底してやりました。その達成感はあります。

[写真は、本校内にて、武島智志くん]
(2013.2.20撮影)

 

[写真は、本校・校庭にて、体育祭での野球部の1年生部員との一コマ(左が武島くん)]
(2012.6.20撮影)

 




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