キラリ★卒業生6 国際文化・国際科学系列 1番・センター
(2013.3.8/8:11公開)
現在、校内のクラブで実働部員が最も多く、学校行事等で何かと準備を手伝ってくれる最大勢力は、野球部です。3年生部員や女子マネージャーを含めて、36人で活動していた時期がありました。
伝統的に女子生徒が多い本校にあって、男子のクラブが最大勢力であることに、クラブとしての魅力を感じることができます。
その大所帯のクラブの中で、副主将を務めた中心選手の一人に話を聴きました。
今回の連載の中で唯一、民間企業へ就職する卒業生です。
[紹介]
上嶋大志くん
国際文化・国際科学系列 / 野球部(副主将)
名張市立赤目中学校出身
旭ダイヤモンド工業株式会社へ就職
[本人談]
名張高校に実際に入学して感じたことは、時間割を自分で組むことは意外に難しいということでした。国際系列の授業では、2・3年次の「日本史B」が印象的でした。毎時間の小テストや、テストで間違えた箇所のフォローの方法など、勉強の仕方を学んだ気がします。奈良や京都への有志ツアーも年2回企画されていて、教科書で見られない史跡にも足を運びました。
中学時代は、私は陸上部で短距離の選手でしたが、クラブチームで硬式野球をしていました。名張高校には、小学校の時に一緒に野球をした同級生がいたので、再び高校でも一緒に頑張ることにしました。1年次の秋から、ほぼ「1番・センター」で試合に出させてもらいましたが、3年間で最も印象に残ったプレーは、最後の公式戦で放った同点タイムリーヒットです。インコースの速球に少し押されましたが、気持ちで運びました。部活動を通して、服装や挨拶など、野球以外の学校生活の面でも学ぶことが多かったと思います。このことは就職先でも活かしていきたいです。進路については、当初は「総合学科枠」での進学も考えましたし、成績も決して悪くなかったですが、2年次の半ばくらいから、将来の現実的なことを色々と考えて就職に決めました。
3年間、本当にあっという間でした。
[写真は、本校内にて、上嶋大志くん]
(2013.2.20撮影)
[写真は、津球場にて、最後の公式戦で、一時は同点となる適時打を放った上嶋くん(1塁上)]
(2012.7.14撮影)
★参考バックナンバー
「野球応援2012」(2012.7.14付ブログ)
※試合は、1回戦「名張4-5津(延長11回)」でした。