キラリ★卒業生2 芸術メディア系列 美術部長
(2013.3.4/9:07公開)
2012年度、名張高校の部活動の中で、3年生部員が最後まで現役を続けたクラブは、運動部ではサッカー部(3名)でした。11月まで公式戦を戦いました(県ベスト8)。
文化部では、毎年、美術部の3年生(今年度は2名)が2月中旬の展覧会まで、作品制作に取り組んでいます。
その美術部の部長さんを、紹介します。
なお今回ヒアリングした8名の中で、唯一の「3か年皆勤」でした。
★参考バックナンバー
「きょうから 美術部展」(2013.2.8付ブログ)
[紹介]
德田智瑛子さん
芸術メディア系列 / 美術部(部長) 漫画研究部 生徒会書記(2年次後期)
名張市立名張中学校出身
京都精華大学マンガ学部アニメーションコースへ進学<公募推薦>
[本人談]
私は姉が、名張高校に在学していて楽しそうだったので、同じ学校に進もうと思いました。
姉は、同じ芸術メディア系列に在籍し、美術部で活動していたので、顧問の先生の良い評判も聴いていました。実際に入ってみて、楽しかったです。私は高校の美術部に入ってから初めて油絵を描いたので、初めのうちは右往左往していて、先輩についていくのに一生懸命でしたが、やがて自分自身の絵と向き合えるようになりました。漫画研究部にも所属して、好きな絵を存分に描いた3年間でした。
芸術メディア系列の授業では、3年次の『美術Ⅲ』で、「原点」というテーマと「校内各所をモチーフにする」という条件を与えられて、私自身が役員として関わった5号棟の生徒会室を描いたことが印象に残っています。
大学は公募推薦で、合格をもらいました。実技の試験は鉛筆デッサンで、4時間かけてリンゴやサッカーボールなどを描く内容でしたが、名張高校の『素描』の定期テストで3時間かけてデッサンや着彩(水彩)をこなしてきたので、問題ありませんでした。
大学ではこれまでの経験を活かして、アニメーションを中心に勉強をします。
将来は、絵に関わる仕事をしたいと思っています。
[写真は、本校内にて、德田智瑛子さん]
(2013.2.20撮影)
[写真は、名張市のイオン名張店内のホールにて、美術部展で卒業制作と共に(左側が德田さん)]
(2013.2.8撮影)