PTA研修旅行 大阪へ

 (2012.11.24/22:46公開)

 

 本日、PTA研修旅行がありました。
 年に一度の行事です。
 行先は、大阪市でした。

 

 2011年は神戸、2010年は京都に行きました。
 神戸は、その年の東日本大震災を受けて、地震災害の研修を行う目的で訪れました。
 京都は、その年のドラマ『龍馬伝』の関連史跡を通して、幕末史に親しむ目的で訪ねました。

 

 2012年は、「節電」や「脱原発」の是非が問われ続けた一年であったこともあり、「電力」をテーマに研修先を探しました。

 

 関西電力(株)南港発電所エル・シティ館[大阪市住之江区]に行きました。
 発電所内のPR施設です。
 南港発電所の概要を説明する映像や、電気に関する体験ゾーンを楽しみました。
 またPR施設とは別に、バスで車窓から、現地スタッフの案内で火力発電所内の見学をしました。

 

 企業イメージを向上させるための施設ですので、環境にやさしい取り組みの実践(天然ガスの利用、排煙脱硝装置の設置、敷地面積の35%を緑化など)を紹介したり、政治判断の俎上にのぼっている問題(原発の是非)についてはあまり言及しないようにして(いるように思)いました。

 

 昨年の東日本大震災で福嶋第一原子力発電所の放射能漏れ事故の後、断続的に各地の原子力発電所は稼働を停止しましたが、今年7月に関西電力の大飯原子力発電所[福井県大飯郡]は再稼働しました。
 大震災以前、関西電力の発電比率は、原子力発電は5割を占めていました(全国平均は2~3割)が、大震災後はいったん0%になりました。大飯原発の再稼働後は、1割に回復しています。
 関西電力が保有する、福井県内に立地する残る2つの原発(高浜、美浜)は、今も停止中です。
 来月の第46回衆議院総選挙(2012.12.16)の争点の一つに原発問題があることを、よく記憶しておきたいと感じました。

 

 昼食は、天保山[大阪市港区]のホテルで摂りました。
 保護者の皆さまと懇談することができ、有意義でした。
 今回の参加者の中に、一昨日まで沖縄修学旅行に同行した引率教員が3名いて、2年生の保護者の方々も見えたので、修学旅行中の話にも花が咲きました。 

 

 帰路の車中で、学校長が最後に、次のような挨拶をしました。

 

 「今日は、大人の旅行ができました(笑)。穏やかな時間を、過ごすことができました。」

 

 参加して頂いたPTAの皆さま、本当にありがとうございました。
 今後とも、名張高校のPTA活動へのご協力を、よろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

 

[写真は、大阪市住之江区の関西電力・南港発電所を、現地スタッフのガイドによりバスで視察中]
(2012.11.24/11:03撮影)

 

 

 

 

 

 

[写真は、大阪市住之江区の関西電力・南港発電所にて、背後は南港スカイタワー(煙突)]
(2012.11.24/11:17撮影)

 

 

 

 

 

 

[写真は、大阪市住之江区の関西電力・南港発電所のエルシティ館にて、重力をテーマにした「グラビティアクション」]
(2012.11.24/11:51撮影)




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