ソフトボール部　2012年9月の活動

　（顧問が執筆）

 

　この一ヶ月で、だいぶ陽が短くなりました。
　彼岸を過ぎてから、特にそう感じます。
　ここ数日は夕刻18時の時点で、ボールはかなり見えにくくなっています。

 

　今月の主な活動は、以下の通りでした。
　対外試合は、上野高校さんとの合同チーム編成です。

 

　9月01日（土）　第１回高校生活入門講座で、受付担当。部紹介では、11クラブのトップバッターに起用。
　9月08日（土）　奈良情報商業高校と練習試合［於：名張高校］
　9月15日（土）　上野高校と合同練習［於：上野高校］
　9月16日（日）　秋季大会・女子１部で宇治山田商業高校と対戦、0対9で敗北（5回）［於：亀山東野公園］
　9月22日（土）　緑ヶ丘中、名張北中・名張中、崇広中と練習試合［於：伊賀市立崇広中学校］
　9月23日（日）　名張市ソフトボール協会主催の「女子市民大会」は雨天中止

 

　好天に恵まれ、対外的な行事はほぼ催行できましたが、名張市の市民大会は降雨により順延（中止）になりました。
　ふだんの日常練習が、私たちの専用グランドである第２グラウンドにて、ほぼ実行できたことは幸運でした。
　水はけのよくないグラウンドですが、お盆前に土壌改良材（にがり）を散布した効用でしょうか。

 

　上野高校さんとの合同チームは、昨年のチームに続いて２年連続です。
　新チーム結成後の7月から活動を開始して、すでに10回ほど活動を共にしています。対外試合も12試合、消化しました。

 

　公式戦については、今年度（2012年度）からは高体連主催の公式戦（３大会）の出場が認められ（ただし初戦のみの出場に限る）、県ソフトボール協会主催の秋季大会（「１部」「２部」制を採用）では、昨年度までは合同チームは「２部」での出場に限定されていましたが、今年度から「１部」での出場が認められました。
　今回の秋季大会では、私たちは、合同チームとしては史上初めて「女子１部」でエントリーしました。
　昨年の大会は、私たちは「女子２部」（参加5チーム）で出場して優勝しました。
　今回の大会は、女子１部は15チーム（合同チームは1チーム）、女子２部は6チーム（合同チームは1チーム）がエントリーしました。

 

　結果は、１回戦で敗北しました。
　競技者として、新たな課題を数多くもらいました。
　公式戦会場には、多くのチームが参集するので、プレーの完成度だけでなく、「選手と顧問の距離感」や「雑用の気づき」等、学ぶべき手本が山のようにあります。何よりも、自分たちの一歩先を行くチームを観ると、「自分たちも頑張らねば・・。」という気持ちにさせてもらえます。
　しかしながら、見習うべき「合同チームのパイオニア」は不在です。
　これからも、私たちの模索は続きます。

 

　なお現役を引退している３年生部員４名のうち、最も競争率が高い（ハードルが高い）と思われる生徒の進路が決まりました。
　就職です。
　地元伊賀管内の製造業の会社から、内定を頂きました。
　８人が受験して、内定者は３人とのことでした。
　本校生が受験する専門学校や大学の試験に比べて、競争率だけを見れば、確実に「難関」でした。
　受験の直前に、担任や副担任の先生の面接練習とは別に、部顧問も面接練習をしました。
　彼女の最大のアピールポイントは、本人も最もアピールしたいと思っていた「部活動を最後までやり通したこと」だと確信していましたので、その部分をどのように伝えようとしているのか、知りたいと考えていました。
　顧問としては、１年次に単独チームで相応の結果を出した（秋季大会・県４強時の主戦投手）ことだけでなく、２年次に合同チームを組んで人間的に成長できたことに、ぜひ言及してほしいと考えていました。
　本番の就職試験の面接では、面接試験が始まる前に面接官から「ソフトボールをしてきたんだって・・。」と先方から声をかけて頂いたようでした。
　本当によかったです。
　本人の努力はもちろんのこと、内定獲得に向けて準備を進めてくださった担任の先生や進路指導部の先生に、感謝しています。

 

 

 

 

 

 

　［写真は、亀山東野公園Ａコートにて、秋季大会１回戦の様子（守備側が上野・名張高校）］
　（2012.9.16撮影）