予餞会

 (3年担任が執筆)


 一昨日、毎年恒例の予餞会(よせんかい)がありました。


 卒業を間近に控えた3年生を送る会です。


 午前授業の後、名張高校から徒歩15分ほどのアドバンスコープADSホール(名張市青少年センター)に移動して、13:2515:382時間強、楽しい時間を過ごしました。


 プログラムは、以下の通りでした。


●全員起立/校歌斉唱[演奏:吹奏楽部]

 ‥野球部・サッカー部・ソフトボール部が舞台上で歌う。

●3年生主体のスライドショー[製作:生徒会]

●吹奏楽部&新体操部の発表[助演:男子バスケットボール部]

●後輩部員からのメッセージ[各クラブ]

●2年生有志2名によるダンス[AA]

●ゲスト公演「clearance

●3学年担任(副担任)団の公演

●卒業生あいさつ

●3年生退場


 主催者の生徒会は、前年の予餞会から、「3年生を送る会」の趣旨をより鮮明にしようと演出してきました。


中でも、各クラブ30秒以内で3年生の先輩に感謝の気持ちを伝える「後輩部員からのメッセージ」は、その象徴でした。この企画は2年目ですが、定着してきた感があります。

 執筆者は3年生の観客席で観ていましたが、昨年は舞台に上がってパフォーマンスをしていた現3年生が、自分のクラブの後輩たちの登場がいつなのかを待っている雰囲気が、よかったです。自分の名前を公衆の面前で「大声で」言ってくれることを、緊張感を持って楽しみにしている空気感は、何とも言えないものでした。舞台と観客席のつながりを感じました。

3年生には、クラブを頑張ってきたことへの「ご褒美の時間」でした。

 

 ゲスト公演は、今年はアカペラグループ「clearance」(クリアランス)をお招きしました。

男性4人、女性1人の混声グループで、自身の歌唱披露だけでなく、アカペラがどのようなものかをわかりやすく実演してくれて、エンターテイメントとして非常に楽しめました。また本校の3年生の男子生徒2名を舞台に上げて、一緒にアカペラ体験をさせて頂くというサービスもしてくれました。

(執筆者の私見ですが)公教育現場における、芸術鑑賞の必要性を改めて感じました。

観客席の反応は、やや元気すぎる時間帯もありましたが、公演者の魅力に引きつけられていたことに違いなく、とても楽しんでいたように感じました。


 生徒会の皆さん、お疲れさまでした。

わずか2時間強のイベントのために、数ヶ月前から準備をしてくれました。


学校行事が盛り上がる学校は、「いい学校」です。

間違いありません。


そんな気持ちにさせてくれた、今年の予餞会でした。



 [写真上段は、予餞会・冒頭の校歌斉唱]

[写真中段は、予餞会・吹奏楽部・新体操部・男子バスケットボール部のパフォーマンス]

 [写真下段は、予餞会・後輩部員からのメッセージ(サッカー部)]

 (2012.2.15撮影)



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