平成30年度 全日制修了式 校長式辞
平成30年度 全日制修了式 式辞
平成31年3月20日(水)
皆さん、今日で平成30年度も終了です。4月1日には新しい元号も発表され、5月からは新しい元号が使われることになります。
皆さんは、この1年間はどんな毎日だったでしょうか。それぞれが充実した学校生活を送るために、学習や部活動に励む日々であったかと思います。
今朝のテレビで、小惑星リュウグウに水の成分があることが判明したとのニュースを観ました。小惑星リュウグウは地球と火星の間にある小惑星群にあります。この小惑星には水があることが予測されており、このリュウグウという名前もそこから名づけられたそうです。
このニュースを聞いて、以前勤めていた高校の卒業生の事を思い出しました。その生徒が在籍中にJAXAの方の講演を聞く機会があり、講演後にはJAXAのメモ帳が生徒たちに配られました。2年生の時にその講演を聞いた彼女は、大学で進路を考える際にこのメモ帳が気になり、JAXAへの入社を志望し見事合格しました。
どんなことが原因でその結果につながるかは多様です。皆さんが経験していること、もちろん毎日の学習も無駄なことは一つもありません。その経験の一つ一つが、未来の種になり大輪を咲かせることに繋がるのだと思います。そういった意味からも、これまでも、これからも、一日一日を大切にして欲しいと願っています。そして、その積み重ねが皆さんの将来に糧になるに違いありません。新しい年度を迎えるにあたり、もう一度自分を振り返り未来につながる挑戦に挑んでください。その成果を楽しみにしています。
以上で平成30年度修了式の訓話とします。