学校長挨拶
本校は、昭和37年に三重県立養護学校として設立されました。三重県で最も歴史のある特別支援学校です。
その前身は、昭和32年に県立草の実学園(現在は三重県立子ども心身発達医療センター)設立と同時に津市立高茶屋小学校・南郊中学校のそれぞれ草の実分校として、肢体不自由教育をはじめたことによります。
その後、昭和37年に県立化され、昭和52年に三重県立城山養護学校、平成19年に三重県立城山特別支援学校へと校名を変更し、今に至っています。
この間、三重県内の特別支援学校の通学区域の見直し等があり、現在は津市の肢体不自由の子どもたちを教育対象とする特別支援学校として位置づけられ、令和6年度は、小学部・中学部・高等部合わせて39名の児童生徒が学んでいます。
目指す学校像を「子どもたちの笑顔があふれ、豊かな学びができ、生活力が高まる学校」とし、子どもたちがより良く生きようとする力を育み、自立と社会参画を促進する教育活動を展開しています。特に近年は教科学習と自立活動の整理を試み、教育課程の再編を進めることで肢体不自由教育のあり方を見つめ直す取組を進めています。あわせて教職員と御家庭がしっかりと連携・協力することで、子どもたちの成長を共有し、ともに喜び合える学校作りを目指しています。
また、中勢地域にある肢体不自由特別支援学校として、その専門性を発揮したセンター的役割を期待されており、関係機関と連携しながら、多様な教育的ニーズのある児童生徒に対して専門性に裏打ちされた支援を展開することで、特別支援教育のさらなる充実を目指しています。
子どもたち自身はもとより、保護者の皆様や地域の方々の思いや願いをしっかりと受け止め、子どもたちが安全安心に学校生活を送り、それぞれの社会的自立に向けて力をつけていくことができるよう、教職員が力を合わせ、教育活動に臨んでまいります。
このたび、ホームページの刷新を行いました。子どもたちの学びの様子や学校の取組の成果については、ホームページをはじめ様々な機会をとらえてお知らせしてまいります。
校長 森井 博之
沿革
- 昭和32年10月 1日
- 県立草の実学園設立と同時に津市立高茶屋小学校草の実分校、津市立南郊中学校草の実分校併設、肢体不自由教育始まる
- 昭和37年3月27日
- 昭和37年度より三重県立肢体不自由養護学校を設立することが県議会で決定
- 昭和37年2月
- 第1期工事着工(5月完成 第1棟のみ)
- 昭和37年3月
- 第2期工事着工(6月完成 寄宿舎3、炊事室1、浴場1)
- 昭和37年7月
- 第3期工事着工(12月完成 第2、第3、第4棟)
- 昭和37年9月
- 第4期工事着工(昭和38年3月完成 寄宿舎6、浴場、電気給排水)
- 昭和38年2月
- 第5期工事着工(3月完成 門、前庭、塀)
- 昭和37年3月31日
- 津市立高茶屋小学校草の実分校、津市立南郊中学校草の実分校廃止
- 昭和37年4月1日
- 三重県立養護学校設立
- 昭和38年3月16日
- 秩父宮妃殿下ご来校
- 昭和38年5月11日
- 三重県立養護学校竣工式
- 昭和39年5月4日
- 三重県立養護学校創立記念日に設定
- 昭和41年3月19日
- 昭和41年度より三重県立養護学校に高等部を設置することが県議会で決定
- 昭和41年4月1日
- 高等部設置
- 昭和41年9月22日
- 創立5周年記念竣工式典挙行 愛の像建立
- 第4回中部地区肢体不自由教育研究会開催
- 昭和42年3月31日
- 5教室増築(318?) 運動場整備(2500?)
- 昭和43年6月30日
- 5教室増築(318?) 塗装工事
- 昭和44年2月16日
- 3教室増築 寄宿舎3室増築
- 昭和46年3月31日
- 高等部職業教室増築
- 昭和46年9月21日
- 創立10周年記念式典挙行 校舎外整備
- 第9回中部地区肢体不自由教育研究会開催
- 昭和47年3月31日
- 3室増築 車庫改築
- 昭和49年4月1日
- 三重県立養護学校鈴鹿分校設置
- 昭和49年8月31日
- 寄宿舎改修
- 昭和52年1月5日
- 2教室増築
- 昭和52年4月1日
- 三重県立城山養護学校と校名変更
- 鈴鹿分校が三重県立杉の子養護学校として独立
- 昭和54年1月1日
- 養護学校義務制実施、草の実分教室が分校に昇格。原則として一志郡以北の児童生徒を本校に就学させることに決定
- 昭和57年8月4日
- 全国肢体不自由養護学校PTA連合会の主催による集団療育事業を本校で実施
- 昭和57年10月13日
- 第20回中部地区肢体不自由教育研究会開催
- 昭和60年12月13日
- 校舎全面改築第1期工事、寄宿舎棟工事着工
- 昭和61年1月16日
- 校舎全面改築第1期工事、浄化槽工事着工
- 昭和61年7月12日
- 第1期工事寄宿舎棟竣工
- 昭和61年8月22日
- 第2期工事(管理・食堂・特別教室)着工
- 昭和62年4月8日
- 第2期工事(管理・食堂・特別教室)竣工
- 昭和62年8月18日
- 第3期工事(体育館・特別教室)着工
- 昭和63年3月30日
- 第3期工事(体育館・特別教室)竣工
- 昭和63年6月30日
- 第4期工事(普通教室・特別教室・職員室)着工
- 平成元年3月20日
- 第4期工事(普通教室・特別教室・職員室)竣工
- 平成元年6月13日
- 第5期工事(スクールバス発着場・中央廊下・スロープ・作業棟)着工
- 平成2年3月20日
- 第5期工事(スクールバス発着場・中央廊下・スロープ・作業棟)竣工
- 平成2年6月13日
- 第6期工事(校庭整備)着工
- 平成3年3月29日
- 第6期工事(校庭整備)竣工
- 平成3年11月22日
- 創立30周年・校舎改築竣工・分校増築竣工記念式典挙行、学校創立記念日に変更
- 友愛の像建立、校歌額作成、ルームエアコンの設置(訓練室)
- 平成5年4月1日
- 草の実分校が三重県立草の実養護学校として独立
- 平成13年4月1日
- 看護師配置
- 平成16年12月1日
- スヌーズレンルーム開設
- 平成19年4月1日
- 三重県立城山特別支援学校に校名変更
- 平成21年4月1日
- 三重県立草の実特別支援学校が統合となり草の実特別支援学校は三重県立城山特別支援学校草の実分校に校名変更
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