三重県立盲学校

グループ別研修 ADL(調理)グループ 第1回

  グループのメンバー確認

年間予定など話し合う。

年間を通じて調理についての研修をすることを確認。

調理をする際の安全性の確保(確認の仕方)、食事のマナー、お茶などの接客について、調理に関する便利グッズについての研修

まず、食事のマナーについて、弱視と全盲の支援について考えるために、次回までに、アイマスクをして給食を食べることを課題とした。

第2回 給食を食べる。

感想など

・給食を食べることに関しては、まったくの初めての状態ではなく、よく知っているトレー上での配膳なので、位置を指で確認しながら、食べることができた。食器は平面的なものより、淵がしっかりとあるほうが扱いやすい。こぼす心配があるので、やはり姿勢が前かがみになったり、食器を口に近づけて食べる傾向がある。手でじかに持って食べられるパンなどのほうが食べやすいが、パンに何かがはさんであると、はさんであるものが何か分からないので、こぼしてしまう可能性が大きい。スプーンやお箸をつかうことに関しては、実体験を積んでいるので、戸惑うことは少ないが、食品がちゃんと乗っているか挟めているかは指の感覚のみしかないので、小さな物や豆類のような丸いものは存在自体がはっきりとは分からず、つかめなかった。

給食は、毎日食べているが、アイマスクをして食べる体験は、はじめてであった。トレーがあるので、全体を把握することができてよかった。食べるとき、皿を持ち上げることも多かった。皿のどのあたりにおかずがあるかがわからず、味わって食べることは難しかった。

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