難解なところから解説していきます。
順次更新予定
とりあえず、教科書・学習書のここを見るべし
言葉の穴埋めは教科書の文章がそのまま使われているわけではないので、注意すること。
1.教科書p27図25
2.教科書p28
3.教科書p28
4.これらは教科書p29問5です。解説は
(1) 学習書p24
(2) 学習書p25
5.教科書p29
6.教科書p29問6、学習書p25
7.教科書p30〜31
8.教科書p30、学習書p26
9.教科書p32、学習書p28
中和反応は、酸とアルカリの性質を互いに打ち消す反応で、具体的には、 酸の水素イオン(H+)とアルカリの水酸化物イオン(OH−)が反応して水(H2O)ができます。あと、酸・アルカリのもう一方のイオンが結合した生成物ができます。 |
10.教科書にとらわれることなく、自分で水溶液を用意して(教科書に載っていないものでもよい)実験してください。 ただし、油などは水溶液ではないので、pHを測る意味はない。
11.教科書p34、p40のまとめ6
12.
(1)(2)禅問答のようなヒント:「酸化しやすい」の反対は「酸化しにくい」でもあり、「還元しやすい」でもある。
(3)学習書p31右の*10は、カリウムについて書いてありますが、ナトリウムなどにも同じことが言えます。
(4)酸と金属との反応については教科書p30
13.教科書p35「やってみよう」に一部同じ反応があります。考え方は学習書p31
○析出するかどうかについて
これは金属イオンを含んだ水溶液と固体の金属との反応で、これらの2種類の金属のイオン化傾向の大小によります。
結果は、イオン化傾向の小さいほうが固体となります。すなわち
○イオン反応式について(参考)
金属イオンはすべて陽イオンなので、金属からイオンになるときは電子を放出します
。
逆に金属イオンから金属になるときは電子を受け取ります。
反応において、ひとつの金属原子がいくつの電子をやり取りするかはそのイオンの価数によります。
たとえば
鉄イオンは2価なので、ひとつの鉄原子は2個の電子をやり取りする。
銅イオンは2価なので、ひとつの銅原子は2個の電子をやり取りする。
銀イオンは1価なので、ひとつの銀原子は1個の電子をやり取りする。
さて
教科書p35のやってみよう(学習書p31に解説)にある反応はすべて
2価のイオンになる金属同士なので、それぞれの金属の原子が1:1の割合で反応します。
ところが
p35の図37にある反応とレポートNo.2の13のイの反応は2価のイオンになる金属と1価のイオンになる金属との反応であるので、1:1では反応しません。この場合、銀 Ag の前に2という係数をつけて2Ag のように書きます。これで1:2の割合で反応することを意味します。
おまけ
金属のイオン化傾向ですが、教科書にはアルミニウムが載っていません。
しかし、学習書のp31にはあります。念のためここにレポートで出てくる金属について挙げておくと
Al > Zn > Fe > Pb > Cu > Ag
です。
教科書p27にイオンの例とその表しかたの表がありますが、
教科書本文中とかレポートに出てくるイオンをさらに表にしてみます。
陽イオン | イオン式 | 価数 | 陰イオン | イオン式 | 価数 |
---|---|---|---|---|---|
銀イオン | Ag+ | 1 | 酢酸イオン | CH3COO− | 1 |
銅イオン | Cu2+ | 2 | |||
鉄イオン | Fe2+ | 2 | |||
カルシウムイオン | Ca2+ | 2 |