レインボーメッセージに寄せられた質問への回答から・・・・
国際科学コースは平成7年度に設置されたコースで、定員は40名(一クラス)。国際科学コースという名前から理系と思われがちですが、普通科と同様、二年生になると理系・文系に分かれます。
進学実績は非常に高いものがあり、東京大学、京都大学や、医学部など難関大学・学部への進学に大きな実績を上げています。
授業については、英語や数学など、深い内容にまで及んで進められています。クラスの雰囲気としては、意欲的に学習に取り組める生徒が多く、互いに切磋琢磨して学力をのばしています。 また3年間クラス替えがないということで団結力が強く、体育祭・文化祭・コーラス大会などで上位を占めることが多くみられます。
部活動の面では「国際は部活ができないのでは…」という質問がよくありますが、熱心に活動している生徒も多く、「やろうと思えばいくらでもできますよ」というのが、いつもの回答です。
良いことばかり書きましたが、“国際”ということで多少のプレッシャーを感じている人もあるように聞いています。しかし、自分の将来へのはっきりした展望を持っている人にとっては、学力を伸ばすのに良い環境であると言えます。
次に入試に関してですが、これについてはQ&Aでも多くの質問が寄せられており、それに対する回答でわかると思いますが、端的に言うならば「国際科学コースを受験して不合格になっても、普通科の合否判定に対して不利になることはない」ということです。
受験生の皆さん、「国際科学コースは勉強ばかり…」というイメージがあるならば、それは捨てて欲しいと思います。「勉強は目標を持ってしっかりやりましょう。でも楽しいことも結構多いですよ」というのが、現状を表しているのではないかと思います。