令和8年度
着任式
令和8年度 着任式 「着任者代表あいさつ」より (R8.4.8)
私を含めて、今この場に立っている17名の教員は、この4月1日付で、本校に着任いたしました。着任してから一週間が経ちましたが、いなべ総合学園で過ごしてきた時間という点では、みなさんの方が、はるかに長い先輩です。
しかし一方で、ここに並んでいる私たちは、教職として、あるいは、社会のさまざまな分野での職業で経験を積んできた者です。ですので、みなさんがこれから進んでいく人生の、ほんの少し先を歩いている存在、それが私たちだと思ってください。
だからこそ、みなさんが「こんなことに挑戦したい」、「この先どうしたらよいだろうか」と悩んだときには、
「そっちの道は危ないから、違う道を選んだ方がいい」とか「この力を身につければ、さらに前に進めるよ」というような助言をすることができます。
本日、みなさんは、あたたかい眼差しで、私たち新着任者を迎え入れてくれました。
「いなべ総合学園」という共同体の一員として、受け入れてくれました。
その思いに応えるために、私たちは、この共同体の一員として、みなさん一人ひとりが思い描く未来の実現に向けて、すぐ隣で、ともに歩み、ともに走る伴走者であり続けます。
それが、私たち教師の果たすべき役割です。
ですが、覚えておいてほしいのは、私たち教師は、みなさんの人生を“代わりに歩く”ことはできません。歩くのは、あくまで、みなさん自身です。
だからこそ、みなさん自身もまた、この「学園」の一員として、
昨日よりも今日、今日よりも明日、より成長できるよう、自分自身を高め続ける努力を重ねてください。
それが、生徒としての大切な役割です。
そして――
もしも、前に進むことが苦しくなったとき、立ち止まってしまう日があったときには、
そのときには、一人で抱え込まず、私たちを頼ってください。
私たちは、いつでも、みなさんのすぐそばにいます。少し前を歩きながら、ときには立ち止まり、振り返って、みなさんを待っています。
みなさんと私たちは、「いなべ総合学園」という大きな船の乗組員です。
ともに悩み、ともに乗り越え、そして、ともに成長していきましょう。
その先に、きっと、「この学校に来てよかった」と心から思える日が来ることを、私は信じています。
