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第18回若年者ものづくり競技大会造園部門出場と結果
8月1日、2日に静岡市で行われました若年者ものづくり競技大会に、本校造園技術コース3年生の竹内杏悟くんが出場しました。昨年度に引き続き2度目の出場でしたが、昨年度は全国7位、敢闘賞でした。入賞は果たしましたが、競技中に手を怪我してしまい、思うような結果とは言えず、悔しさの残る大会でした。今年は雪辱を果たすべく、昨年の経験を活かして練習に励みました。本番では作業時間にも余裕を持ち、上位陣に食い込める出来でした。そして、見事全国4位、銅賞を頂くことができました!!これが完成した庭です。
といいましても、ものづくり競技大会をご存じ無い方のために、どんな作業を行うのか紹介します。
①竹垣施工
竹垣は四つ目垣という、胴縁(横に取り付ける材)も立子(縦にとりつける材)も自然の丸竹を使うものです。自然物なので曲がりやひねりを考え、1本1本が真っ直ぐに見えるよう施工しないといけません。
②石施工(敷石、石張り、縁石)
敷石は、四角い石材を園路として据えます。石張りは、板状の石材を加工して写真のように何枚か組合わせ、サークル状に据えていきます。目地という、石どうしのすき間のデザインも仕上がりの美しさに関わります。縁石は、ごろた石を使って囲い、花壇を造ります。
③植栽
樹木が3本、草花22鉢を区画内に植栽していきます。緑が入ると、庭の見栄えが一気に良くなります。
④整地
最後に区画内の土の整地、作業場所の掃除、道具の片付けまでして、完成です。今回は時間に余裕を持って整地に臨めたので、最後までやり切れた様です。
三重県代表として、2回目の出場として、沢山のプレッシャーを背負っての出場でした。少しでもプレッシャーを和らげるため静岡名物のさわやかで、げんこつハンバーグを食べて験担ぎをしたことが功を奏した様です。最後まで読んでいただいて、ありがとうございます!