イヌナシ保全活動に参加

　4月６日に多度町で行われた天然記念物イヌナシの自生地の保全活動に参加させていただきました。山道を少し歩くということで、環境造園科所属で山岳部でもある４名の生徒が参加し、初めて見るイヌナシの花を堪能しつつ、下草を刈ったり、鹿よけのネットを補修しました。イヌナシは三重県、愛知県、岐阜県にのみ自生する希少植物で、三重県でも自生地の開発で絶滅が危ぶまれているため、市や地域住民、NPO法人などによって保護活動が行われているそうです。地域の独自の自然が多くの人の手によって守られている現状を知り、今回の活動に参加できたことは大変有意義でした。作業後にイノシシ汁の振る舞いもあり、参加した生徒はおなか一杯食べさせていただきました。ご馳走様でした。