令和4年度 研究大会

日時:令和4年12月2日(火)10時~16時30分
会場:三重県立津西高等学校 コンピュータ室(オンライン併用)

【午前の部】
○評価に関する各校の取り組み発表
 上野高等学校 教諭 福川大介
 朝明高等学校 教諭 近藤理恵子
 伊勢高等学校 主幹教諭 古儀豊

 令和4年度から始まった3観点による観点別評価を中心に、各校の現状等を発表された。各観点ABC段階の組み合わせと5段階評価への換算など慎重に取り扱っていることが改めて実感できた。また教科情報の評価方法についても質疑応答が行われた。

【午後の部】
○講演1
 「津市立北立誠小学校でのICT活用とこれからについて」
  津市立北立誠小学校 駒田健志 先生

 小学校で実践されているICTを活用した教育について、まずは「Kahoot!」「Canva」「ロイロノート」等いくつかのサービスを紹介された。中でも後半は実際にゲストユーザとしてロイロノートにログインし、授業の様子を体験することができた。また、授業だけではなく、会議のペーパーレス化など、教育の情報化にもロイロノートを活用されていることをご教授いただいた。

○講演2
 「メタバース「oVice」の現状と今後の可能性」
  oVice株式会社 PRマネージャー 薬袋友花里 様

 2Dベースのメタバースサービス「oVice」を展開するoVice株式会社の方に直接お話を伺うことができた。メタバースといえば3Dが目立つ存在ではあるが、Web会議を主体として考えたとき、一般的なWeb会議では会議前後の情報共有など失われているものも多く、しかし3Dメタバース空間のように端末や回線に依存するものではないシステムを考えたときに、2Dベースのサービスに至ったということであった。活用事例は学校・教育から企業のテレワークまで幅広く、またサービスの規模も段階があり、用途に応じたサービスを受けられるように準備されていた。
 なお、三重県においては、名張青峰高校が先陣を切り、今年度中は三重県教育委員会事務局がスペースを確保している。予約すれば自由に使えるので、ぜひ利用してほしい。

○情報交換会
 Chromebookの管理ツール「WinBird」の紹介の後、各校から1分程度で、情報Ⅰの内容を中心に情報共有を行った。また、共通テストについても多くの意見が交わされた。

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