電験3種とは
大学生でもなかなか合格できないエキスパート資格
 正式には、第3種電気主任技術者といいます。
事業用電気工作物(大規模商店や工場など)は、その安全のために保安監督をする電気主任技術者を選定しなければなりません。電験3種合格者は、電圧が5万ボルト未満(構外の場合は2万5千ボルト未満)の電気工作物の電気主任技術者になることができます。くわしくはこちら。
 
 大変難しい試験で、大学生や大学を卒業した技術者が毎年大勢受験しますがその合格率は10%以下で、高校生で合格できるのは毎年全国で、20〜60名しかいません。
 阪工業高校電気工学科は、1期生以来、電験3種の合格者数全国ベスト10に入っており、その安定した成果は高い評価を受けております。
 過去33年間、毎年ランキングに入っているのは、全国でも松阪工業のみです。

電験3種合格者の推移
H2 H3 H4 H5 H6 H7
8

9
H10 H11 H12 H13 H14 H15 H16 H17 H18 H
19
H
20
H
21
H
22
H23 H24 H25 H26  H27 H28 H29  H30 R1  R2  R3 R4 
合格者数 6 11 10 12 10 11 8 4 6 8 7 6 2 12 4 1 8 6 12 6 3 4 3 8 8 7  2 3  5 5 3   8 2 
全国高校順位 3 2 2 2 4 3 3 3 4 9 4 16 3 2 4 2   4 2        2
全国 合格率 9% 11% 10% 10% 10% 8% 14% 11% 9% 10% 10% 10% 7% 8% 6% 9% 8% 8% 11% 10% 7% 5.5% 5.9% 8.7% 8.4%  7.7% 8.5% 8.1%  9.1%  9.3%  9.8%  12%  8.3%

※順位は全国の高等学校中のものです。
                          


資格取得に向けた学習(希望者のみ)
 電験3種の学習は、普段の専門の授業の中に含まれていますが、それだけでは不足なので、電験3種を希望する生徒は2年時の1月から3年1学期末まで半年間0限授業で補います。
 
 さらに夏休みに入ると8月下旬の試験前日まで毎日、朝8:30〜16:00まで、過去の問題を繰り返し練習します。